【ライト版ボーはおそれている】
原作は超高齢化社会や年金問題が表面化する25年前(老人版バトル・ロワイアルの銀嶺の果てより前)に発表されたものだ。
序盤は定年を迎えて10年が経過した元大学教授の慎…
前半は穏やかに日々を過ごす渡辺に「こういう老後を送れたらなぁ」と、憧れを抱かされる。
だが、自らの死期を見据え、悟りを開いてるように見える老人でも、胸の内は不安やら性欲やら後悔の念が渦巻いてるこ…
仏文学者の渡辺儀助は、妻に先立たれ、孤独な日々を送っていた。そんなある日、「敵」についてのメールが届くようになる。渡辺に迫り来る「敵」とは、死ぬことか、老いてなお生きることか、あるいは社会から不要と…
>>続きを読むすごく不思議な映画だったけど
魅力的な映画だった。
全編モノクロ。
PERFECT DAYSを思い出す。
日常を淡々と。
あまりに麺おいしそうにすするから
途中で息子とそうめんつくって
食べちゃった…
フランス留学経験のある長塚京三さんならではの、引退したフランス文学教授の品格が、端正な顔つきと、スラっとした長身に滲み出てて好みです😉
お住まいの古い日本家屋はもう一つの主役。家人の刻印が刻まれて…
なんかよくわからないけど、強烈な視聴体験だった。認知症の老人がLSDをかまして、バッドに入ったらこんな感じなのだろう。ただ、なぜか嫌な感じはしない。
老人の孤独、儚さ、性欲、弱さをうまいこと描き出…
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA