
筒井康隆の同名小説を原作とした、老いの恐怖と現実が浸食される心理サスペンスです。妻に先立たれた77歳の渡辺儀助が、ある日パソコンに届いた「敵がやって来る」という不穏なメッセージから、平穏な日常を崩さ…
>>続きを読む見終わるといったいどこまでが現実だったのだろう?と改めて考える。
妻を亡くし一人暮らしになっても自分の身の回りをきちんと管理し暮らす老いた大学教授の話。
敵とは?「ボケ」なのではないか。一人暮らし…
2026年3月6日
22本目
恐らく高齢者であれば誰でも訪れる自身の最期に対する不安について描かれている作品。いつも通りの生活を送っていてある日突然、体調が優れなかったりすると何か重病に罹ったのか…
幽霊屋敷もののジャンル性を持ちつつ、プロットの進行は高齢男性の性欲と陰謀論をめぐり駆動しているところが面白いと思った。「敵=老い、認知症」と考えることもできるが、これまで儀助自身が無自覚に発露してき…
>>続きを読む原作は未読なので、あくまでも映画の感想です。
金がなくなる日、X-Dayに向けて終活するイケおじ元教授の丁寧な生活が「敵」によって徐々に追い込まれていく話。
「敵」とはなんなのか?まぁ当然、これ…
私の老後はどうなるのか
お金が尽きたらどうなるのか
自分で終わり(死)のスケジュールを設定したらどうなるのか。
この物語はそこを観せてくれる。
全く最初は敵と言う単語とは程遠いパーフェクトデ…
一部を除いては非常に傑作。
原作は未読だが見ているだけで筒井康隆の文体が想起されるよい作り。
筒井康隆は反権威的な部分が強いので長塚京三演じる主人公が老醜を晒すのをある種のコメディーとして描いてい…
全編白黒映画だがキムチや焼き鮭、Macなど見ていて段々と色味を感じさせて見事。
瀧内公美がとても魅力的に見えた。
長塚京三演じる儀助の喋り方は柔らかく、序盤の平穏な日々を送っている描写では年長者…
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA