敵の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『敵』に投稿された感想・評価

spring
3.0

筒井康隆先生の、60才を過ぎた頃書かれた小説『敵』の映画化

「老人文学の金字塔」と言われてるそうです

孤独、老い、リアル貯金減ってくる、収入が無くて税金が払えない人、死への不安、なんだか身に迫る…

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ノノ
4.0

おっさんの妄想のような暮らしを描いてた『perfect days』に比べてこっちはあまりにも現実的で生々しさがあった。死を意識し始めた老年期の精神錯乱を描いた内容はベルイマンの『野いちご』に似ている…

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長塚京三

瀧内公美

河合優実


監督脚本 吉田大八
Hiroxx
4.0

ミステリーかと思いきや、まぁミステリーではあるか。じんわり、静かに、しかし確実に…いい映画でした。
こういう表現、演出は面白い。
長塚京三ならではのハマり役。瀧内公美、黒沢あすかの男をたじろがせる雰…

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3.5

敵は己。
敵に亡霊が集まってくる。

モノクロの画面に長塚京三さんのたるみ皺がボヤける。
フランス文学教授の隠居生活は、質素だが手料理する食生活。
焼鳥串も、買ってきたものではなく、レバーの下処理し…

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謎の敵に少しずつ襲われていく話かと思ってたら、ちょっと違いました。
モノクロ映像が、元教授の品位を引き立ててるなと感じた。
中盤から死んだ妻が現れだし、後半はどこまでが夢か現実か。
ラストもよくわか…

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310
3.5
思ってたよりジジイの性欲が全面に出された作品でした~_~;
痴呆老人≒胎児の夢
教え子に老後の世話してもらう大学教授←いません
立教仏文に河合優実←いません
カイ
3.5

タイトルである"敵"がなん
だったのか

前半は妻に先立たれた70代の
男性の丁寧な一人暮らしが描かれる

特に食事の支度をするシーン、
この年代の人は妻がいる時は
全部やってもらっていたって
勝手…

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終盤何を見せられているのかという気持ちにもなるが、どうなんだろ、晩年ってこういう過去の思い出と妄想しか見えなくなるものなかのかなと観終えた時には妙に納得もした。
mimi
3.3
夢か妄想か現実かわからない生活を送る
主人公
いつか自分にも敵がやってくるかもしれないと思うと怖いわー

とにかく敵に抗わず素直に老いをみとめ生活スタイルもその都度見直していく事って大切だと思ったよ!

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