夢か現実かもわからない大学教授(認知症?)の最期に向かう物語。残高が尽きるまでの時間を計算して残りの時間を数えているように、淡々としていても終わりの決まった日常が切ない。
毎日一人暮らしとは思えない…
前半のキレイな整った生活から後半になるにつれ生活が崩れていく感じが不穏さを感じて面白かった。
一通のメールで現実と妄想の境界が判断しづらくなったりしてしまうのが老いや孤独、認知症などの敵が想像でき…
筒井康隆原作 「敵」
原作を読まずにこの映画を観た。
モノクロであるのに現代を感じさせる世界だった。
長塚京三が主演+吉田大八が脚本・監督
ということもあり、まずハズレだとは感じなかった。
こ…
原作未読
めっちゃ筒井康隆だった
真っ当で豊かな暮らしをしてきた主人公が老いとともに自分の欲や後悔、トラウマに押しつぶされていく恐怖に怯え、混乱しながらもどうにか死ぬ間際に自分を考察し切ろうとする…
とんでもない悪夢。私もたまに見るけどあそこまで悪夢じゃない。
悠々自適に1人の暮らしを楽しんでいるように見えるし、本人もそのつもりかもしれないが、潜在意識は違うようだ。
「早くみんなに会いたいなぁ…
現代社会を白黒で映すことを珍しく感じた
フランス文学から何を学んだんだい
寝て起きる、飯を作って食う
夢かうつつか、認知が歪む後半持っていかれた。映画だからできるぶっとび表現
怖くて寝れんくなっ…
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA