このレビューはネタバレを含みます
告発の映画だと思って観始めたが、贖罪の映画だった。
ラスト付近、ことここに至ってもなお言い訳を続ける父親とのシーンで映り込む監督の頭は白髪だらけで、冒頭に提示された学生証の写真との乖離に言葉を失う。…
鑑賞後に、公式サイトや関連のレビュー動画をいくつか見ました。パンフレットは未読です。
私は、この映画の題名に対する違和感と苛立ちを少し抱きました。
ホームビデオ感が強い映像素材が多く、これらの映像…
[自分用]
どうもできない
ひとの家で起こってるともっとこうすればああすればと思えるけど、自分の家で起こっていると想定するとこの家族と同じように何も出来ないと思う
いつかその内なんとかなる、そこまで…
このレビューはネタバレを含みます
映像として、この20年間の記録には間違いなく社会的価値がある。ただ、ドキュメンタリー映画としては本当に最悪だった。
自分の家族を「失敗例」と断じるのを斬新に思い、見る前はそこにある種の覚悟を感じて…
「どうすればよかったのか?」という問いに対する私の答えは「今すぐ病院行ってアリピプラゾールでもなんでも飲め!!!!」で明確に決まってるんだけど、でも「あの時代、この家庭で、この病気で」って条件が付い…
>>続きを読む統合失調症の症状が現れた姉。
その姉を精神科に受信させずに20年間もの長い間、家の中に閉じ込めた両親。
姉が外に出ないように玄関のドアに南京錠をかける異様さ。
その異様な家族の様子を弟がビデオを回し…
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