ルーマニアの美しい原風景と裏腹に陰鬱と進むストーリー、からの衝撃のクライマックス。
“人間は等しく、愚か”のコピーが表すように、爽快とも何か違う…人間の不器用さが浮き彫りになるシーンの連続に切なさが…
舞台はルーマニアの田舎。
いけ好かない残念な主人公、中年警官のイリエにモダモダしながらの鑑賞です。
欲望を取るか正義を取るかみたいなストーリーで、ガッツリミステリーを見たかった私はかなり肩透かしをく…
呼吸の合わない映画。ルーマニアの小さな村の警察官イリエは、自身の果樹園を持つことを夢見ていた。そんなある日、村で殺人事件が起こる。物語が進展せず、何一つ解決することもなく、終盤まで見せ場らしい見せ場…
>>続きを読むうだつの上がらない中年警官が勤務する平穏な田舎町で、事件が発生する。
人の弱さと、それにつけ入る善の皮を被った悪。非常に静かで地味な展開だが、人物の機微を感じさせる描写が秀逸。さりげない台詞のやりと…
【ラストシーンみたさに】
ルーマニアの映画なんてほぼ初なんじゃないかと思うが、タランティーノ、コーウェン兄弟を彷彿とさせると聞いて。
しがない独身警察官のイリエは果樹園を手に入れて穏和に暮らした…
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