小川洋子さん『薬指の標本』を原作にしたフランス映画。原作も『注文の多い注文書』も大好きでしたが、恥ずかしながら映画化されているのは知りませんでした
ストーリーや展開は概ね原作を丁寧に再現していて、作…
小川洋子さん原作の約20年程前のフランス映画
工場で薬指を怪我する主人公
仕事を辞め、海辺の町へ
標本作りのラボで働きだすが…
登場人物も少なく、動きも少ないのだが、不思議な設定に終始ドキドキさ…
「彼らは大切なモノ、忘れたいモノを捨て去るのではなくここで「標本」にして保管しておくことで開放されるのだ。」と標本作製士の男は語る。
フランス映画らしい、とても美しく、官能的な映画でした。
忘れ…
原作で感じたようなフワフワ感はあまりなく、どんより感・閉塞感を感じる内容・流れだった。悩んでいるような、悩んでいないような‥自由を求めているような、束縛を求めているような‥相対する感情のようなモノが…
>>続きを読む美しいラストシーン。もっと気持ち悪い話かと思ったけど、意外といいバランスでした。よくわからない仕事内容が、いい塩梅に物語を浮世離れさせている。ただし、若い女をねっちょりと捕えるおっさんがキモいので、…
>>続きを読む下手に日本で映画化するよりは良かったとおもいます!でも弟子丸氏がオッサンすぎるのは気になる!
全然調べてないから裏付けゼロだし1冊しか読んでないけど、小川洋子の文章の世界観ってめちゃくちゃ70年代お…
謎だらけの作品
この作品が日本人作家の同名小説をフランス人が映画化したというのを見て驚愕した。
理解できない部分があまりにも多く、個人的にはこれがフランス人のものの考え方というのかセンス何だと思って…
うーんわからん。原作の書評/考察を読むに、原作とはかなり雰囲気が近い様子。主人公イリスの感覚が少女から大人の女性になりつつあるというのは演技の雰囲気からもわかった。原作を読んだとしても自由と束縛(や…
>>続きを読む『燃ゆる女の肖像』を観ている人はこちらも観賞しています、とのサブスク内おすすめに従って観賞
小川洋子さんの原作小説は読んでいますが、“戦争の気配が全くない昭和初期”くらいの日本の話のように想像してい…