ベンヤメンタ学院の作品情報・感想・評価

『ベンヤメンタ学院』に投稿された感想・評価

1990
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霞がかった画面を見つめていると
自分の今生きているその瞬間まで不確かな世界にいるような気持ちにさせられる

すべては微睡のなかで起きていた

光と影のヴェールは揺蕩い続ける

水槽の中で優雅に泳ぐ金…

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塩湖
4.5

クエイ兄弟の実写長編は『ピアノチューナー・オブ・アースクエイク』『砂時計サナトリウム』と観ていて、これがさいご。思春期的な要素が強い。永遠を反復することは実は反復ではなくそれが宇宙のように膨張してい…

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m
2.7
あまり印象がない。
好きなシーンもいくつかあるが全体的な印象はボヤけている。
実際映像でもよくボカす演出が入っていた。

おもしろいとは言えない。
がつまらないとも言い切れない。
まどろみ映画。
3.5
このレビューはネタバレを含みます
《『砂時計サナトリウム』公開特別上映》

微睡んだ映像
微睡んだ空気
微睡んだ物語。

そして時折"微睡む私"...😴笑

雰囲気は好き👌
3.4

カフカに影響を与えた作家ローベルト・ヴァルザーの小説「ヤーコブ・フォン・グンテン」と、彼の「シンデレラ」と「白雪姫」のリメイク版をミックスしてクエイ兄弟が映像化。クエイ兄弟の初長編作品。

原作者の…

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ブラザーズ・クエイの初の長編、実写ということでしたがこれもコレでわけわからんかった!わけがわからんがすごい退廃!退廃がかっこいい。なにあの金魚鉢かっこいい。
サルとか無駄にかっこいいそして美しい。原…

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クエイ兄弟の非アニメ、つまり実写映画。どうしても実写で作りたかったという気持ちが伝わってこない、しかし実験映画のような、細かいところへの拘り。人形アニメを実写で表現したかのような、変な動き。
当時見てわからなかったが今見てもやはりわからない。
なぜ鹿の足を持っているのか…。
原作もある真面目な話らしいのだがシュールも過ぎるとギャグに見えてくる。
個人的にはコマ撮りアニメーションの方が好み。
中庭
3.4
汚れた壁にまとわりつく湿気が、蒸された皮膚から立ち上がる湯気のようにエロティックに撮られていた。
Moeka
3.7

モレルの発明に始まるマリエンバートでの記憶の逍遥に機械人形の調律の物語、そして死の匂いが蔓延すると学校において複雑に絡み合う愛と禁忌。金魚鉢の底で眠り続ける美女とオートマティックに動く“服従の“男達…

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