幕末の戦禍にある祇園の廓のなかでのみ話が進みかつ女性しか登場しないという制約を設けてそれを見事に活かしていることは当然すごいが、きめ細やかな所作を全員に要求するような演出のしたたかさは見逃せないし、…
>>続きを読む確かに台詞は聞き取れないが、方言の影響なのか歌うように話す芸妓たちが小鳥のようで良かった。画面外から聞こえるお座敷の芸妓たちの騒がしい「きゃ〜」が可愛らしい。方言はリズムやイントネーションが生まれる…
>>続きを読む助監督に市川崑の名があり、後年「日本橋」が良く似た作風の傑作だったなぁと得心が行った。その師匠格の石田民三監督の、蛤御門の変に於ける祇園茶屋の廓の女のみで舞台構成された森本薫原作の花街物映画の傑作中…
>>続きを読む金魚水槽背景,芸者部屋,文読み,芸者渡り廊下ふざけ,室内線香花火,いちゃつき,ニキビ話,騒ぎ,稽古邪魔むくれ,長キセル,三味線稽古,門外叫び声,助け止められ,涙,雑巾掛け,神棚,新撰組来訪,お母さん…
>>続きを読む〖1930年代映画:人間ドラマ:東宝:日本映画傑作全集〗
1938年製作で、幕末の京都祇園の置屋を舞台に、池田屋事件の直後を描いた人間ドラマ⁉️
女性しか出てこない作品でした😅
2023年1,92…
オフからの声や音が物語と画面を駆動する。
この演出が廓の外の世界に振り回される女たちを巧みに描き出している。
また、外の世界の象徴である男性を一切映さないことが、この演出をより効果的にしている。
制…
建物からカメラ出ない系。廓から一回も出ず、この廓の構造も変わってて面白い。
そして女性しか出てこない。
男の声はオフで処理されたり、オフの使い方が絶妙。
カットの繋ぎも変。
そしてラストで世界が終わ…