噂の女の作品情報・感想・評価・動画配信

『噂の女』に投稿された感想・評価

鑑賞するときに周りに音が結構鳴ってて気が散ったこともあり、序盤は何を言ってるのか、どんな話なのか薄っすらにしか分かんない状態で観たため、逆にこの脚本の不十分な点が気にならなかったのかも。おかげで結構…

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新旧対決、娘と母、覗き見ショット
先生の距離の詰め方?なんか気持ち悪い、恋人を失いあれほどショックを受けていた娘が急に先生と恋仲になるのは確かに納得がいかない。
被写体がフレームアウトしたあとに数秒…

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3.7

ワイドで奥行きがある構図の情報量と美しさ。ウェスの先達。
初子が医者と雪子の話を物陰から聞き耳立てる姿、前景に物を据えて後景をおく。そこからの音楽、能を見てひとり食う初子、荒れる三角関係のテンポ感が…

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トモ
3.5

遊郭、能の舞台。セットの美しさが際立つ。朝飯を食うシーンでカメラが移動した時になんか感動してしまった。
洋服に身を包んだ雪子。家業を嫌い、医者と東京に行こうとする直前まで「そのお金はどんなお金か分か…

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なお
3.9

最初と最後のカット
男が入って行って女が出てくると
主婦みたいな人とすれ違うのもやばい
抜け出せなさがすごい
死んじゃった人の妹がいい味、というかあの人が出てきてからやっと主題が明確になるような印象…

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4.2

溝口健二監督による現代劇。久我美子×田中絹代共演。

田中絹代が演じた女将のキャラクターに対して、オードリー・ヘプバーンさながらの洋装を纏った久我美子は戦後派を代表するキャラクター。新旧世代、和と洋…

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目撃という感触。見てはいけないものを見てしまいながらも引き寄せられるあの感覚を、見事に具現化した田中絹代の演技と空間設計。頻繁に人が出入りする演出は、まるで祇園の世界のよう。あちらとこちらの境がドラ…

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4.0

狂言の舞台下手で嫗の面を被った演者が老いた身の恋を語り、上手の太郎冠者と次郎冠者が笑いものにする。それを見て屈託なく笑う久我美子のl隣で母の田中絹代が苦しげな表情を浮かべ、ついにロビーに退出する。そ…

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aco
3.5

京都の色街を舞台に、遊郭の女将の初子とその娘の雪子の間の葛藤や、そこに働く太夫たちの生き様を描く。

乱痴気騒ぎが常態であり、身体を壊したり死んだりすることもある厳しい芸者の世界で、その現実を受け入…

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あぁ
3.8
娘が母の恋敵になってしまうというのが面白かったです。

あまり溝口を見たぞという感じはしなかった。

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