希望の光よ差してくれと願っていたら確かに光が差したんだが、暫くしていつものこんな場所無ければ良いのに節でどんより終わってしまったのが惜しかった。
あと一味の何かがあったら、傑作に化ける可能性があった…
売防法施行を目前にした島原が舞台となっている。吉原とは異なる島原の太夫姿(髪型、帯結び)を再現していて美しい…
久我美子と田中絹代のキャラ設定はもちろん彼女らの映画界での位置と似ている。実際は物語よ…
1954年の作品。
世の中の空気や言論がうるさくなっていて、見るに耐えない日々の中、本作のような「昭和の価値観」は正直言って(残念なことに)とても落ち着く。
「映画」としての豊かさもそう。
ひとつ…
京都の置屋の田中絹代母と、久我ちゃん娘の母娘で同じ男を取り合うけど、この医師男がなかなかのクズっぷり。
京都の置屋さんの裏側と、なんだかんだで女将さんへの道にしっくりいきそうな娘と行く先のない薄雲さ…
未だ盛ってる花魁が生息する転換期の島原赤線ゾーンな'50年代。置屋の後家女将に田中絹代、自殺未遂の潔癖出戻り娘に久我美子の親子で同じ男を取り合う内容なんだけど、肝心の大谷友右衛門にいまいち魅力がない…
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