前情報なしで観たので、途中で設定が現代じゃないことに気づく。。
昭和から平成に変わる、曖昧な時代。自分の持つ感情が、どこに分類されるのか、どんな名前で呼ばれるのか、まだそんなこともわからなかったあの…
世の中を分かっていないからこその曖昧な感情。点に対する感情と好奇心はあるけれど、それらが繋がらないからシーンもプツプツと切れている印象で、全体がすごくぼやけてる。小5、疑似体験作品。そういう訳で、正…
>>続きを読む恐らく監督が同世代に近い年代なので、ひと昔前のあの雰囲気ってとっても懐かしい気がする。
主人公フキちゃんを演じた鈴木唯ちゃんは、確かに魅力的だった。小学校高学年という多感な時期に病気で日に日に弱って…
子供の頃ってこれくらい現実とそうじゃない世界の境目があいまいだった気がして逆にリアルな夏休みだった
魔法を信じたい年頃のおまじないやテレパシー、そこに載せる想いは違えど子供の頃の友情には関係ない
…
静かな日常に潜む澱んだ影と少女の渇望と諦観のような日々
末期がんである父の死を否定するのと同時に母親との関係にある愛への執着
その二つが混じり彼女の行動へと昇華されていってる気がする
他の人の人生を…
とても素直な故に危なっかしい。
フキの行動ひとつひとつにハラハラする。
他人の三つ編みが気になっていきなり触ったり、友達の家で靴下を脱ぐ時に机の上に置いたり。
けれど、暑いからクーラーのリモコンを探…
一貫して不思議、そんな感じだった。
想像力が上手く働かなくて話が繋がらないシーンがちょいあった。
中島歩が相変わらずクズ役で最高だった。
フキのお母さんもお父さんもどっちも苦手な人柄の役だったから、…
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