まず驚嘆したのは事実としてよりもドキュメンタリーとしてよりも「映画」として面白いってところなんだ。
ここにあるのは悪徳、裏切り、不信、忖度、そしてそこからの和解、共闘、さらには慈愛、善行、さらにそ…
こういう作品に点数をつけるなんて、不遜な気がしてしまうのだが、商業的に劇場公開されているものだから、一応商品として評価対象にしてもいいんじゃないか、などといいわけを考えてしまう。
それくらい志のある…
私は地方自治には希望の種が宿っていると思う(国政には殆ど絶望中)TVや新聞も地方では丁寧で地道な取材から生まれるジャーナリズムが生きてる場合がある。地方の慣習への監督の視点の変化が(前作、前前作の時…
>>続きを読む昨年5月能登を旅行中、のと鉄道終点の穴水で降りて震災の爪痕の残る穴水の街を歩き、一軒だけ営業していた喫茶店でコーヒーを飲んでいたら、そのお店に吉村町長が現れた。もちろん町長なんて知る由もなく、あとか…
>>続きを読むカッコいい、この二人のジャーナリスト✨と言うと軽く聞こえてしまうが。こうであって欲しい。取材報道するなら
1人目は滝井元之さん。もと穴水町の中学校の数学教師。石川県鳳水郡穴水町の人口6888人を思…
前半はこれまでの監督の作品のように地方議会の不正に切り込んでいく流れ。かと思いきや地震の後は情に動かされているように見えた。議員や議会が変わっていって希望が照らし始めている。でも最後はちゃんと暴いて…
>>続きを読む穴水町の現状を見たら自分の住んでいる市町村は心から大丈夫だと思えなくなった。
代わり映えしない議会の面々、法律違反だけどなあなあで残されているローカルルール、不満はあるけど訴えても何も変わりはしない…
過疎地の問題は根深く、大事が起きないと変化は厳しいと感じてしまった。でも、メディアが入っていると変化を起こしやすいと、メディアの存在意義を知ることができた。滝井さんの新聞より「無知は罪。無関心も罪、…
>>続きを読む(C)石川テレビ放送