肖像の作品情報・感想・評価・動画配信

『肖像』に投稿された感想・評価

同期の盟友黒澤明の脚本を得たせいか、戦後漸く、木下恵介監督のデヴュー作「花咲く港」の清々しくも爽やかな喜劇映画の復活を印象付けた傑作。自由ヶ丘の洋風一軒家に住む画家🧑‍🎨野村菅井一郎宅二階に、一家追…

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ひとは何かきっかけを持ってるんだと思う。
この映画では「お嬢さん」という言葉。
そして矢がすりの着物。
YAZ
4.2

木下惠介の観る

不動産ブローカー金子はある物
件を売りたいが暮らす画家一家
は出る気配なく。何とか空けた
2階アトリエに妾と引っ越すが

黒澤明脚本
これは良かったな
親子ほどの年の差で初対面から…

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妾が娘と勘違いされて肖像画のモデルとなるも画家一家の美しさを知って妾は柱の影へと消え去る。

監督 木下恵介、脚本 黒澤明という同じ年(1943)にデビューし、かなり長いことライバル視されたふたりが唯一組んだ映画。ずっとあと「四騎の会」で市川崑・小林正樹と組んだが、はかばかしい成果をあげられ…

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2024/11/23
短くて良作、え、見れないの?
映像コンテンツが乏しい時代
ラジオを聞き、月明かりの中、踊りだす
数十年前と情報が溢れる現代、どちらが楽しいのだろう??
桂木洋子さんが愛らしい
5225
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このレビューはネタバレを含みます

「何もやってみもしないで、何もかもだめだって決めてかかってた気がするわ。」


お嬢さんと妾
木下恵介と黒澤明…!
清く正しく生きることの難しさとか絵描きに見透かされることに怯えている主人公が、今の…

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4.0

貧しくとも善良な画家一家と、彼らを追い出すために同居することになった不動産ブローカーと若い妾が登場人物。
裏事情を知らない家族は2人を父娘とし、女を「お嬢さん」扱いしてくれる。女は贅沢したさに妾業を…

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5.0
このレビューはネタバレを含みます

とても良かった。監督木下恵介、脚本黒澤明。内容は地味なものではあるんだけど。

主人公は妾の女。家屋売買する旦那と妾の女は、老画家一家のアトリエに越してくる。絵描きのモデルになったり、その老画家の若…

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ノノ
3.9

黒澤が脚本で木下恵介が監督の作品なんて良いに決まってる。下に住む家族の若いカップルが夜中爽やかに踊る姿を見て、妾として生きる自分が嫌になるミドリの沈んだ表情を捉えたショットが最高。寝転んで大股開いて…

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