円山雅也の小説「遭難・ある夫婦の場合」(「緊急避難―妻は告白する」と改題)を増村保造監督が若尾文子主演で映画化した法廷ドラマ。
(1961、1時間32分、モノクロ)
7.12.7シアターキノにて「若…
おもろい。でも寝てしまった。裁判中は彩子のした事は仕方ない事に思えるのに、喪に服し雨に降られた姿で幸田の会社に押しかけるそれはホラーのように恐ろしく、汚らしくすら思える、のに!理恵の一言で彩子の一連…
>>続きを読む若尾文子映画祭の目玉の一つ、初4K公開となるサスペンスです。
『落下の解剖学』や『別れる決心』を思い出させる作品です。
殺したのか、何故殺したのか?
あなたにため、という感情がどこかから暴走し、破滅…
若尾文子祭り
大映映画
初めての増村作品
冒頭 裁判所に入る若尾文子を取材するマスコミの顔のアップから始まり、弁護側 検察側の喚問を通してストーリーは進行するてんぽの良さ
この映画のミソは 登山…
若尾文子映画祭SideB(4Kのみ鑑賞)。
北穂高岳には登ったことがある。急峻な岩山で、手まで使ってよじ登らなければならなかった。でも今では山小屋にヘリで荷揚げした生ビールがあって、いいんだか悪いん…
若妻あややが、ゲスい中年夫と爽やかイケメンとで登山してたら、ゲスが足滑らせて三人がロープで宙吊りになって……したらゲの野郎、自分だけ助かろうとしやがって下でブランブラン始めたもんだから、ロープがあや…
>>続きを読むこの映画で愛は2回問われる。
前半の裁判劇も後半のメロドラマパートも描いていことは同じで、愛することへの覚悟なのである。
ここでは夫殺しの是非ではなく、人を殺めても愛を選ぶことができのかが問われてい…
人を殺した人に人を愛することはできないと云う男に、人を殺した人を愛することができないと夫にはなれない、と妻は暗に告白している...のかもしれない
俯いたり突っ伏したりと顔を隠す仕草が繰り返し表現さ…
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