この作品を「冤罪の恐ろしさを描いた映画」と単純化して語る声が多いが、
それは安易に「正義」「悪」を区別したいだけの、安心を求める読みだ。
もしそう捉えるならば、それはこの映画の本質をまったく見逃し…
疑いが晴れたことをテレビや新聞は報道したのか気になる。
子どもに演技をさせてまで貶めたいその動機が教師とは全く関係ないことで、無関係の人間をここまで悪者にできるの凄くて怖いなと思った。
あの母と父親…
「入国審査」と同タイミングで観られたのもあり、これもある種の会話劇?という楽しみ方ができた
・法廷での陳述は主観なので、その陳述に登場する他者はあくまで(発言者の)イメージ・思い込み
‥というこ…
児童に対し日常に差別や体罰、さらには自殺を強要し、「殺人教師」と呼ばれた男の真実に迫るお話。
実際の裁判のように進む本作。法廷においていかなる嘘も許されないが、この映画で語られるのは全く異なる真実…
終戦記念日の翌日に法の戦争作品。
原作は積ん読しているのでこれから読む。
正義の反対は相手の正義、という映画。
確信犯。
確信犯という言葉は誤用されている事が多いけど、本来の意味は
『間違っ…
物語の展開の仕方がおもしろかった。徐々に柴咲コウに感じる違和感が出てきて、不穏になっていく空気感とか。
それよりも綾野剛の演技が本当にリアルで、途中の胸糞展開はこっちまで苦しくなった。
この映画…
©2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会