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血 4Kレストア版
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血 4Kレストア版の作品紹介

血 4Kレストア版のあらすじ

青年ヴィンセントは病に苦しむ父親を安楽死させ、墓地に埋める。父親の消息に疑問を持った伯父は青年の許にやってきて弟を連れ去ってしまった。一方、父親の負債の返済を求めて二人組が現れる。弟を取り返すべく動く青年を二人組が追っていく・・・。ペドロ・コスタ長編第 1 作となる本作はフィルムノワール的風貌を見せつつ、瑞々しく輝く画面が観る者を魅了する。マノ エル・ド・オリヴェイラ作品常連のルイス・ミゲル・シントラが重要な役で華を添えている。

血 4Kレストア版の監督

ペドロ・コスタ

原題
O Sangue/Blood
公式サイト
https://cinematrix.jp/early_pedro/
製作年
1989年
製作国
ポルトガル
上映時間
95分
ジャンル
ドラマ
配給会社
シネマトリックス

『血 4Kレストア版』に投稿された感想・評価

4.3
 初日のオンライン舞台挨拶に『溶岩の家』でも『骨』でもなく、あえて今作を選んだペドロ・コスタの気概に痺れ、4度目の観劇だがワクワクしながら彼の上映後の言葉を持った。30数年前の映画なので、登場人物たちはいささか若いですがと前置きした上で、気さくに色々と話してくれた。冒頭の平手打ちから始まる不穏な気配。程なく「父殺し」の決定的な瞬間は訪れ、青年ヴィセンテ(ペドロ・エストネス)は弟ニーノ(ヌーノ・フェレイラ)にその秘密を告げぬまま、クララ(イネス・デ・メディロス)を伴い、死体を埋葬するのだがそれが地獄の始まりだった。それ以降、物語は明白にならないものの、埋葬とされる「消去」の先に若者たちを待ち構えていたのは、父親(カント・イ・カストロ)の禍々しき記憶と汚れた血だった。弟が無邪気にソファの向きを変える場面の無邪気な強度は観る度に思い出したようにハッとさせられる。ペドロ・コスタは長編処女作を奇跡の様な連帯の映画だと語った。モノクロ・フィルムは当然デジタルではなく、回す度に費用がかさむ。それでも俳優やスタッフたちは手弁当で本作に取り組んだ。イネス・デ・メディロスは当時、姉のマリアが有名だったがパリでポルトガル語を話せるポルトガル人を探していたところ、ヨーロッパ監督組合(?)でジャック・リヴェットと親交のあったクレール・ドゥニを介し、イネスを紹介されたという。

 ある種、自分の中の女性的な部分を体現してくれたイネス以上にペドロ・コスタは、ヴィセンテとニーノの表情に今作で思い入れていることは明白だろう。司会の方が初期3部作ではヒロインの表情が印象的だと語っていたが、それに付け加えるように監督は、当時の若者たちの愁いを帯びた表情の中に、ロベール・ブレッソン(ペドロは明らかにホベール・ブレッソンと言う)の『田舎司祭の日記』や溝口健二の幾つかの若者たちの姿(作品名への言及は無かったが『西鶴一代女』の沼だろうか)やニコラス・レイの映画におけるジェームズ・ディーンのような壊れやすい少年たちを念頭に置きながら、土から逃れられない「恐るべき子供たち」の何とも言えない悲劇がここでは展開される。歓迎されない叔父の来訪はほとんど『狩人の夜』だし、その後のフィルム・ノワール的な展開もある種、ペドロ・コスタが好きなあらゆる映画を父に見立て、ある種の名画への憧れを土中に埋める(散りばめる)ような処女作だったと思わなくもない。リスボンの大学で歴史学を学びながら、1974年4月25日のサラザール独裁政権を打倒したポルトガル民主革命を10代で経験した自身の体験を基にした奇跡の様なモノクロ映画だと人は云うが、それ以上の奇跡というかペドロ・コスタの気概が凝縮された初期衝動に溢れた混沌の95分。ポルトガルから突然変異的に飛び出した傑作である。
RIO
4.0
彼らの見る太陽は煤で汚れている
その暗い隙間から光が射し込んでいた

もう頼れる者がいなくなる為にいきなりビンタの喝を入れられるヴィンセンテがメインかと思っていたら

ニノが叔父の家を抜け出して夜の街をひとりで歩くシーン辺りからニノに流れる血が誰から教わることなく自己を突き動かしている永遠に脈々と流れているもの かなと思い始めた

クララが見た画面いっぱい一面に広がった朝が素晴らしい ニノを追いかけ草むらからこちらを見詰めるクララの視線 映画館でペドロ・コスタの作品を観れてホントに良かったです「山椒大夫」「アンドレイ・ルブリョフ」と通ずる貴い気がした カール・T・ドライヤーにも近い恍惚感が後を引く
オープニングでめちゃめちゃ可愛い声の女の子は誰だったのだろうか

画質がとても好き 構図も音楽も美しさの連続 とても建設的な撮り方でぶつ切りに感じていたけれど最終的には各々の感情も情熱も伝わってくる
静かだけどバイタリティある作品に出逢えるとモチベーションが上がる✨️
Nappon
4.1
初ペドロ・コスタ。
光と影のバランスが絶妙で、神がかった映像の美しさにうっとり。
表情がわからないくらいの暗闇から浮き出るように登場するシーン等、光を当てる角度やタイミングが完璧。どれだけ計算してあるのか、恐ろしい。
上からのショットももれなく美しい。

クリスマスから年明けという時期もまたよい。クリスマスソングが耳に残る。

美しい映像に夢中になっていたら、あっという間にラスト。ストーリーは複雑ではないが、画に心奪われていると置いてきぼりになりがち。

2025-70

『血 4Kレストア版』に似ている作品

幻の光

上映日:

1995年12月09日

製作国:

上映時間:

110分

ジャンル:

3.6

あらすじ

ゆみ子は12歳の時に祖母が失踪するという過去を持つ。25歳になったゆみ子は夫・郁夫と息子との平和な日々を送っていたが、ある日突然夫が列車に飛び込んで自殺してしまう。 5年後--愛する人を次…

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