僕の村は戦場だったの作品情報・感想・評価

僕の村は戦場だった1962年製作の映画)

IVANOVO DETSTVO

製作国:

上映時間:94分

ジャンル:

3.9

『僕の村は戦場だった』に投稿された感想・評価

デビュー作にしてタルコフスキーらしい「水」と「回想」

悪いこと続きで、明るい場面さえも悲しくなる。
似太郎

似太郎の感想・評価

3.8

【母の面影】

実際『アンドレイ・ルブリョフ』は未見なのだが、初期のタルコフスキー作品はそこまで芸術映画っぽくないので割と通俗的なエンタメの文法なのが特徴。

少年の見る夢のモチーフが、のちの『鏡』…

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戦闘シーンが一切出てこないながらも、戦争の悲しさと恐怖感がひしひしと伝わってきます。

戦争を介しての少年イワンの表情のコントラストが鮮烈に印象に残ります。戦前のあどけない笑顔は、誰もが心奪われるよ…

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omoitsuki

omoitsukiの感想・評価

3.0
日本のおどろおどろとした溝口的な描写に影響を受けているのではないだろうか?

タルコフスキーの作品は、好きなんだけど途中で眠くなる。。
FancyDress

FancyDressの感想・評価

4.5

昔、「惑星ソラリス」を某ミニシアターで見て、いい感じに熟睡できたので、以後、タルコフスキー作品を見るのを避けてきたが、先程、彼の長編1作目の「僕の村は戦場だった」を見た。寝なかった。てか、本作は、か…

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夕

夕の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ドイツ軍との最前線への投入を希望する以外、イワンの所作や表情はどこからどう見てもフツーのいたいけな子供でしかないのが恐ろしいし哀しい
戦後発見された彼の死刑執行の通知と天国のようなラストシーン(おそ…

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どのガンダムよりもガンダムしているタルコフスキー作品という印象
ただの悲劇談だ。悲劇を語るだけで物語はそう簡単に成立できるものではないのかもしれない。
それが戦争の映画となれば尚更だ。
8Niagara8

8Niagara8の感想・評価

4.1

母や妹との思い出の美しさは皮肉でやるせないコントラストである。
水の撮り方はやはり一級品であり、彼の美的センスは既に確立されていて、後の飛躍が想像に難くない。溝口的な構図の美しさを感じることが多く、…

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タルコフスキー長編第1作。日本公開時はATG映画として封切られたという。今見ると前衛的な感じはしないがイワンが見る母親の夢のシーンなどは後年の幻想的な作風に通じるものがあるように思う。看護師マーシャ…

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