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そして船は行く
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『そして船は行く』に投稿された感想・評価

月夜の舞踏。

フェリーニの映画であり、劇伴の一部がクレール・ド・リュンヌと云うだけで観たくて仕方がなかった作品。
特に船底のボイラー室での歌唱、亡くなったエドゥメアをトーキーで偲びながら沈み行くパッサーノ伯爵が印象に残ります。

少々貧弱な特撮が目立ちますが、虚飾と人間らしさ、格差とをフェリーニらしい温かな眼差しで記録した作品でした。
口
5.0
フェリーニ最大の特色も言える誇張と喧騒を控えた異色の作風ながら、演劇的かつオペラ的演出で一次対戦前夜の物語を悲喜劇として描き出した大傑作で最高です。

先日、興味をそそられていたのにも関わらず大阪の映画祭ということもあって観ることが出来なかった『ラブリー・マン』をTIFF2016で鑑賞することが出来た。
予想通り私好みの作品だった。
その中で、大好きな曲の1つが流れる。
とてもメジャーな楽曲なので過去に様々な作品で使用されているのですが、その使われ方が私が知りうる作品群の中でベスト3に入れても良いぐらいの素晴らしさだった。
そして本作品はそのベスト3にランキングされている作品の1つ。

『道』『カビリアの夜』以外で私が繰り返し鑑賞しているフェリーニ作品は、『甘い生活』でもなく『8 1/2』でもなく『フェリーニのアマルコルド』でもない。
『フェリーニの道化師』と本作品♪
もう大好きな作品。
ダラダラ書いても仕方がないのでズバリ、フェリーニ流最高のレクイエム。
人間歳を重ねるとふと、どうしょうもなく胸が苦しくなるような人生の黄昏時に遭遇する。
まさにこの作品がフェリーニにとってのそれではないかと…
両親、N・ロータ、L・ビスコンティ、隆盛を誇ったチネチッタなど…フェリーニと縁があったもの全てを切なく寂しく懐かしい思いで顧みながらも、最後は何があろうと自らの残された人生をこれからも精一杯映画作りに費やそうと鼓舞しているかのような笑えるラストシークエンスが逆に泣けてくる。

~追記~
この作品でグラスハープの存在を初めて知って感動しました。

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