2026年において最も「無限の闇」に接近した傑作。そして個人的には余裕で今年度1位。この映画を日本で上映できたのは、カンヌの審査員賞がうまく機能してくれたからで本当にありがたい。自分が普段考えている…
>>続きを読むAnna von Hausswolffの「Stranger」の歌詞が作品それ自体の輪郭をぼんやりとなぞっていくようなエンディングの余韻。奇妙な浮遊感とともに誘惑に絡め取られてしまいたいのに誰かが彼女…
>>続きを読む言葉にならないものを語るために映像や音楽はあるんだなと絶望しながら妙にあたたかい涙が出てきた。心底反吐が出る、けど語ってくれてありがとう。なかったことしないでくれてありがとう。
ビーチの小石、萎ん…
このレビューはネタバレを含みます
どのカットも絵画みたいに構図がよくて、アンドレイ・タルコフスキーを連想した。
アスペクト比と構図によって、より閉じ込められているのを感じさせる映画だった。
映画の中に、時代の中に、体の中に、魂の中…
本作は、ひたすら「見る」という行為そのものを根源から問い直すような映画である。
そこには「見ることの暴力性」が孕んでおり、観客が一方的に対象を見ているつもりでいても、いつの間にか対象側から見つめ返さ…
このレビューはネタバレを含みます
『ザ・ブライド』が生死の壁すらブチ破るほどの女性の怒りを表現した映画だとすれば、こちらは100年余にわたってその怒りを呑みこんで沈黙してきた女たちの物語。
舞台は北ドイツの田舎町にある大きな屋…
様々な時代のかつて実際にあった女性にとっての不幸な出来事(徴兵されないために足を切断されてしまう男性の受難もあり)をもとに構築された複雑な展開、ついていくのが大変だけれど時に幻想的な美しい映像で描き…
>>続きを読む大傑作。今年一番好き。
言語化し難い感覚を、理屈や"分かりやすさ"から距離を置いて、複雑なままに形にしている。そんな映画じゃなきゃ絶対にできない表現の数々に惚れ惚れしてしまった。
本作は第一次世…
こういう雰囲気のある映画は映画館で見ないといけないだろうな、配信で見たら魅力半減だろうなと思い、見て、やっぱりよかった。
ロバート・エガースの『ウィッチ』とかアレハンドロ・アメナーバルの『アザーズ…
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