黒い大地の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『黒い大地』に投稿された感想・評価

ニシ
3.8

撮影隊が「黒い大地」へと赴く過程を記録していきその雑多な素材をモンタージュしてヴァテルのナレーションで賢固にするというものだが、撮影隊の労働や撮影者と被写体のコミュニケーションの取り方に注視するとい…

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ドキュメンタリーとしてふつうにおもろかったが速すぎるかも!矢継ぎ早な情報の連続、逆に0.5倍速くらいで見せてくれ
muscle
-
クリス・マルケルっぽさが終始あってそこら辺が絶妙な評価なのだろうなって思った。
3.0

明らかに被写体としての魅力を欠いた土壌に虚構を織り交ぜつつ、「現実」に仕立て上げる中々狡いドキュメンタリー。『ブリジットとブリジット』とも通底する傾斜の映画であるが、こちらも言葉(ナレーション)に頼…

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学校.3名.ゴージュ道路開拓,1935年資金切れ,1955年再開,狩人,保険広告,オービリー城,カジノ.温泉,公衆電話管理人,悪地ルビーヌ,マリオー,荷運びロバ,住人28人,学校,マンテ.1906年…

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町蔵
3.5
道路がなく、ほとんど消滅しようとしているようなふたつの村、ピレネー山脈のマンテとアルプスのマリオーを探訪する。題材の深刻さと短編映画の遊び心との間に楽しいコントラストを生み出している。
3.0
山にある村に関する短編ドキュメンタリー。早いテンポの編集と矢継ぎ早なナレーションが続くので内容があまり入ってこない。

1964年、フランス、短編ドキュメンタリー。

黒い大地ってのは、豊穣の土地ということらしいんだけど、山岳地方の、道が舗装されていないような小さな山村、過疎化が進み、いずれ村も廃墟になる……的なこと…

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CQ
4.0
過剰なナレーションが嘘くささを作り出す。
子供のクロースアップから駆け出す瞬間とかフィクションでしかない。
ゆ
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次々と流れていく映像に、ナレーションが情報を付与するのだけれど、
そのナレーションと映像が、本当に、関係しているのかが分からない。
一筆書きの折れ線グラフのように、信頼のできなさのようなものが、ずっ…

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