気軽な密輸業者たちの逃避行。
特に話が面白いわけではないが、ダイナミックなロケーション選びが素晴らしく、一種の登山映画として楽しむことができました。
組合と税関に挟まれた時、何回もやり直して突破…
軽い乗りで犯罪行為を行い結局何とか逃げおおせる逃避行。罪を犯している自責の念ゼロ。あまりに明るく屈託がない。同時に、逃げる根性と苦労も並み大抵ではない。この両面を押さえているからこそ、主人公三人は魅…
>>続きを読む密輸系女子2人の冒険!
太陽サンサンのもと、山を登り、川を下り、砂地や草原を越え、橋をわたり、上空からはヘリやヒコーキに追われ、銃撃戦もあるという、これだけ聞くとハラハラドキドキのアドベンチャー映画…
密輸業者と彼の彼女2人と密輸を取り締まる税関らとの追いかけっこ。
葛生賢氏の解説
ムレ作品の根底にあるテーマ「システムを掻い潜れ」
ムレの父親の生業が無許可の制服製造販売だった→ある意味で密輸業者…
『ウニの陰謀』で、リュック・ムレは、観光の起源は教会ツアーと言い、ルートが整備されたり、絵葉書になってる山ではなく、ボタ山を称揚してる。
他の作品で映される山も、観光地的な山ではなく、斜面そのもので…
©DR