密輸と称しながらもなんだか緩めの雰囲気で、遊びと時間逆行芸を取り入れたりという試みから隠れたヌーヴェルヴァーグ的な扱いを受けている本作。動きだけに目が行って中身があまり入ってこないタイプの映画で、ゴ…
>>続きを読む国境地帯。密輸業に携わる若者3人の終わらない自由への逃避行。
自由な映画。
密輸に関してのスリリングな展開は皆無で、とことん軽妙洒脱。
いつしか映画自体も自由に時間を巻き戻り始めてしまい、その自…
JAIHOが今月いっぱいでサービス終了だと知って、今までの感謝の気持で入会した。今年日仏学院でやっていたリュック・ムレ特集の一部が配信されていたのでチャレンジしてみた(期限切れになってしまっただけで…
>>続きを読むモノクロ作品。
先に『ビリー・ザ・キッドの冒険』を観ていたせいか、山岳地帯での逃亡シーンにはちょっと既視感。
男を巡って深刻な対立関係にあった女性ふたりが、いつの間にか友情を育んでく過程がいい。
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最も美しい映画の一つ。ムレは、提示する画面と音はそれぞれが距離を取りながら尚且つ密接に強固にお互いが作用し合い更にスパイラルに積み上がっていくという意味で最もジョン・フォード的な作家の1人だ。銃声が…
>>続きを読む話はよくわからないし興味も持てないけど、ありえない地形の中を人が右往左往して色々なものが出入りするロングショットはすごく楽しい。かなり好きな感じの撮影だった。「愛と食事と密輸は簡単 考え、ためらうこ…
>>続きを読む「密輸は平和のための戦いなの。密輸で戦争を終わらせる・・・」
68年前夜。逃走線をひくこと。語りを脱臼させる。なんて自由な!ロジエのよう。解放感、そしてヒューモアと優しさと・・・
密輸人、女ふたり…
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