明らかに被写体としての魅力を欠いた土壌に虚構を織り交ぜつつ、「現実」に仕立て上げる中々狡いドキュメンタリー。『ブリジットとブリジット』とも通底する傾斜の映画であるが、こちらも言葉(ナレーション)に頼…
>>続きを読むフランス国内山岳地帯の孤立した村々をテーマに、現代化から取り残された地域の姿を、ムレらしい視点で描いた短編作品。
ムレ監督が、フランス国内の山岳地帯、具体的にはアルプスとピレネーにある二つの小さな…
学校.3名.ゴージュ道路開拓,1935年資金切れ,1955年再開,狩人,保険広告,オービリー城,カジノ.温泉,公衆電話管理人,悪地ルビーヌ,マリオー,荷運びロバ,住人28人,学校,マンテ.1906年…
>>続きを読む1964年、フランス、短編ドキュメンタリー。
黒い大地ってのは、豊穣の土地ということらしいんだけど、山岳地方の、道が舗装されていないような小さな山村、過疎化が進み、いずれ村も廃墟になる……的なこと…
リュック・ムレ短編集Vol.1 - ②
道も電気もない貧しい過疎化のすすむ寂れた山岳地帯に暮らす人々の現状を映し出した短編。
(第6回映画批評月間 〜フランス映画の現在をめぐって〜2025)
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次々と流れていく映像に、ナレーションが情報を付与するのだけれど、
そのナレーションと映像が、本当に、関係しているのかが分からない。
一筆書きの折れ線グラフのように、信頼のできなさのようなものが、ずっ…
©DR