おもしろかったー!
個人的に今年の邦画といえば、今作になりそう。
私の将来にも関わってくるような物語で観に行けてよかった。
想像以上に多くの多言語が飛び交う。
しかし、言語のみに焦点が当たるわけで…
このレビューはネタバレを含みます
言語、人種が豊かであり、コミュニケーションの本質を考えさせられる。
聴者は俺らを低賃金で働かせてやがって!と聾者が管を巻くと、クルド人に出て行けと言う。
ローカル番組が使う知覚障がい者という言葉が…
コミュニケーションに悩むすべての人に観てほしい作品
私たちは言葉に頼りすぎていないか
分からないのは分かりたい気持ちが足りないからかも
小さなできごとの積み重ねや
思い込みで
見誤っているこ…
「ろう者vsクルド人」という惹句を見たときは、いかにもな左派イデオロギー映画で、安易な正義を説く「お勉強作品」なのではないかと身構えていて、本来なら足を運ぶつもりはなかった。それでも早稲田仏文のOB…
>>続きを読むそうそう、言語以外のことばを私は知りたいし、言語なんかを放り出して意志を交わし合う瞬間や交わした破片を目撃するのが好きなんだ。
息子くんのお手製カード(自作言語というらしい)面白いし、息子くんとお…
日本にいると何もかもがすべて日本語で、それこそ空気のように使っているが、これって案外特殊なことなのかも。自分も海外旅行に行くと思うように言葉が通じず、もどかしさや疎外感を感じるものだが、これを国内で…
>>続きを読む期待以上に良かった!
言語とか国籍とか人種とか、ニンゲンを分け隔てるものって沢山あるけど、分かり合うために本来それらは障害にならないのに、そうなってしまう状況こそが【障害】であると言えるのもしれない…
「共通言語を持たない意思疎通の困難な他者と、どう付き合っていくか」というテーマを徹底的に深堀している脚本にまず脱帽。「クルド人vsろう者」という宣伝上のキャッチーな建付けに終始することなく、別言語の…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
日本でも多様性を認める社会が尊重されるようにはなってきたが、果たしてどれぐらい本質の部分に目が向けられているのだろうか。
まだまだ社会全体でのマイノリティに対する理解度は低いと感じる。
同じ日本人で…
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