構図や色彩の美しさが見事。光と影のバランスや揺らぎ、街並みや食べ物の質感まで、映像が呼吸しているのを感じた。音楽はわずかな瞬間に流れるのみだったが、それが場面の感情をいっそう深く響かせてくれた。
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聾者の監督、聾者の俳優さんで作られた映画。ほとんど声による台詞なし。ハリウッド映画などで最近多いポリコレ的な聾者の出方とは全く違う。そういう意味で、映画の内容どうこう以前に、とても意義のある作品。監…
>>続きを読む東京国際映画祭にて
今井ミカ監督作品『黄色い子』を観てきました。
日本手話 → 現地の言語 → 現地の手話という三重の言語変換を通して、コミュニケーションの壁をどう乗り越えるかが描かれており、「手話…
ティーチイン回でたくさんのろうの人と一緒に見てきた。周りの人が手話で話してることが全然分からなくて、初めてソウル行った時と同じくらいの異国感があった。でも多分ろうの人が常に見ている世界とは全然違うん…
>>続きを読む聾者の日本人親子が旅行で訪れた台湾で逸れてしまい、助けを求めるにもいろいろな壁があってままならず
聾者の台湾人チェンと偶然出会った迷子の子供は、彼の手話を理解することができ、懐かれて面倒くさがってい…
日本人の聾者が台湾で迷子になったストーリーで、全編手話(日本手話、台湾手話)。
QAでもあったけど、聾者には聴覚者では想像がつかない苦労や不安がある事を知れただけでも観た価値あった。これに限らずマ…
有名な場所が結構出てくるから
台北に行った事がある人は
それだけで見ていて楽しいと思う。
それはさておき、
上映後のQ&Aでなぜ警察に頼らないのか
という質問に対する答えで
聾の方達にとって警察は…
黄色の建物が映るたびに手話名前「黄」の光希が心の中に浮かび上がり、チェンの今の心をジャックしているようで心が熱くなった
手話名前の「光」を覚えていない(?)光希は、全く父に関心がなさそうに思えた。
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登場人物、喋る人以外は全て聾唖者の俳優が演じている。台湾の露店街で迷子になった小さな日本人の聾唖者の男の子が、同じく聾唖者のおじいさんと偶然知り合い、その二人の交流が中心だ。もちろん、小さな息子が行…
>>続きを読む©サンドプラス