このレビューはネタバレを含みます
揺さぶられっ子症候群(Shaken Baby Syndrome、SBS)。
有罪を逃さない正義と冤罪を生まない正義。
検察、弁護士、小児科医、立場が違えば信じる対象が違い、信じる正義も違う。
冤罪…
これでもかというほど重い事実が積み重ねられていく。いいもんだと思っていた人が人が変わったのかというほど、立場を変えた主張を繰り出したり、現実に起きるミステリーに興味が尽きない。真摯な記者がこれほど長…
>>続きを読む今年観た映画の中でもトップクラスに面白かった。8年くらい、かなり長く映像を回しており情報量も多く、SBSが取りざたされてから刑事裁判で異例の無罪を勝ち取り続け、厚労省のガイドラインを変更させるまでを…
>>続きを読む多くの冤罪を生んだ「揺さぶられっ子症候群」に関する事件について、被害者家族、弁護団、診断医、そして監督であり報道記者である上田さんの言及から司法とメディアを見つめ直す戦慄のドキュメンタリー。当事者た…
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●予告編を目にした時から『観よう』と思ってヤツ。
●『揺さぶられっ子症候群(=SBS)』事件を通して、報道のあり方を問うた作品。
●企業内弁護士としてテレビ局に就職しながら、あえて記者となる道を…
非常に面白い映画でした。重い題材のドキュメンタリーでこんな感想言うのは不謹慎かしら。
印象に残った所は
・溝口医師、朴医師のくだりは見応えがあった。映画序盤に検察側証人として溝口医師が証言した内容…
テレビ局社員として可能な限り、事件や取材対象者に対して真摯に誠実に向き合おうと奔走する上田記者の姿に心打たれました。
偽ジャーナリズムがはびこる大手メディアの中から、“真のジャーナリスト”としての…
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