湖中の女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『湖中の女』に投稿された感想・評価

やみこ

やみこの感想・評価

3.4


POVミステリー
最後まで主人公マーロウの一人称視点で進む珍しいタイプの映画
出版社の社長夫人の捜索を依頼された探偵マーロウ
あちこちを捜索するうちに殺人事件に巻き込まれ..

マーロウ中々小憎ら…

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べる

べるの感想・評価

3.3
話自体はあまり大きなひねりがないように感じたが、途中鏡に自身の姿を映しながら全編探偵の主観で物語が進むという創意工夫に富んだ作品だった

フィルムノワールとは主観のジャンルだが、主観ショットでほぼ徹底して構成しているのは珍しい。とはいえ一番にある動機は、探偵と同じ情報で真実に辿り着けるかというミステリー的趣向にある様子。役者によってレ…

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Fisherman

Fishermanの感想・評価

3.7

レイモンド・チャンドラー原作小説の映画化の1つで、これは小説でも読んだことがなかった。
探偵フィリップ・マーロウの目線で描かれる観客参加型の一人称映画で公開当時は評判になったとのこと。

ちょっとマ…

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ひでP

ひでPの感想・評価

3.3

2023年11月03日Amazonプライム、無料配信。

原作、レイモンド・チャンドラーの同名探偵小説。
探偵はもちろんフィリップ・マーロウ。

「幽霊ニューヨークを歩く」のロバート・モンゴメリーが…

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原作既読(清水俊二訳)。

この映画は失敗です。
ハードボイルド小説の映画化は難しいです。

ハードボイルド小説は推理小説ではありません。事件の真相解明ももちろんですが、ハードボイルド小説の魅力の半…

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およそ80年前の全編POVによる実験映画
状況整理のため要所で挟まれるフィリップ・マーロウの語り以外は完全にPOVという徹底ぶり
当時のカメラワークの鈍重さと視野角にしては狭すぎるスタンダードサイズ…

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chacole

chacoleの感想・評価

3.4
マーロウ目線の画面なので動きが少なく、飽きてきます。
鏡とモノローグ以外マーロウは出てきません。公開時は珍しかったでしょうね。今ならゲームっぽい作りだと感じました。
一人称視点の映画。
開始十分ほどで鏡越しに初めて主人公の顔がわかる。内容はなかなか理解が難しかったけど、一人称視点は新鮮で楽しめた。
1946年の作品。
Kedjenou

Kedjenouの感想・評価

2.8

チャンドラーの脚本だそうですが、演出も良くないのか主人公があまりにマッチョでついていけませんでした。

探偵の一人称カメラも、アイデアを活かせてるとは言えないと感じました。

フィリップマーロウもの…

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