ロバート・ミッチャムの『さらば愛しき女よ』を先に観て、同じ原作をどのようにしているんだろうと、なんのきなしに観てみた。しかし、こちらのほうが、良かった。フィルムノワールの様式がよく整っていて、筋立…
>>続きを読むチャンドラー小説、初の映画化作品とのことで鑑賞。原作も既読。
おそらく、1941年に「マルタの鷹」が公開されたことで、ハードボイルド小説の映画化ブームが起き、それに乗じて制作された作品。
ストーリー…
このレビューはネタバレを含みます
原作がレイモンド・チャンドラーの『さらば愛しき女よ』("Farewell,My Lovely" 清水俊二訳。村上春樹訳なら『さよなら、愛しい人』)です。今までに三度映画化されているうちの二度目の映画…
>>続きを読む確かに銃撃に合い人が死ぬ場面も存在するのだけれど、誰一人として死体の詳細な描写がないことが、省略とはまた違った奇妙な感覚をこの映画に与えている。マイク・マザースキー登場時の光の明滅、海辺の別荘に浮か…
>>続きを読む事件に巻き込まれ警察に追われる探偵、事件の裏にいる悪女、裏で暗躍する悪党などこれぞクラシックなフィルム・ノワールと呼べる一作。そんなベタなドラマではあるけど、主人公が過去を思い出そうとするときカメラ…
>>続きを読む2022-144
フラッシュバック系ノワール
超絶ブラックな暗闇と影、トリッピーな描写多めでビジュアルセンス高め
探偵モノ系としてはストーリーよく出来てるけど途中からついてけなくなる感じと
あまり皆…
一番好きなフィルム・ノワール、ただし、フランス映画の『霧の波止場』を除いてです。
チャンドラーの『さらば愛しき女よ』を映画化した作品。
そもそも、ハードボイルド小説を読むという趣味は持ち合わせて…