十字路の夜の作品情報・感想・評価

十字路の夜1932年製作の映画)

La nuit du carrefour

製作国:

上映時間:75分

3.8

『十字路の夜』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

アブランヴィルの交差点(十字路)には3軒の家が建っている。保険屋ミショネの家、整備工オスカーの仕事場と家、そしてデンマーク人カール・アンデルセン(とエルザ)の住む家。

保険屋ミショネ夫妻の新車が盗…

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主演ピエール・ルノワール、編集マルグリット・ルノワール、助監督ベッケルという常連メンバー。周囲に家は三軒しかない十字路の不可視、濃霧と大雨によって自動車のヘッドライトが濡れた地面に反射するショットは…

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sho

shoの感想・評価

3.0
ピエール・ルノワール演じるメグレが最も洒落たメグレ警視だった。
排路

排路の感想・評価

-
こういう映画もっと見たい。手錠の掛け方やブガッティの追走が良かった
半兵衛

半兵衛の感想・評価

3.8

お話が複雑なのかディテールにこだわりすぎているからなのか肝心の殺人事件の行方が飲み込めないまま映画が進行していくのに戸惑うが、それでも闇と光が交差する映像の美しさや関係者たちのユーモアに満ちたやりと…

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えり子

えり子の感想・評価

3.4

確かこの作品がメグレ警視のデビュー作ではなかったかしら。
「フランス映画パーフェクトコレクション」の一本です。
大分前に見たので、殆ど忘れていた。
メグレは一見鈍重なのに、いつのまにか鋭い観察力で犯…

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か

かの感想・評価

-

刑事が犯罪を解決するストーリーとしては、よく知った面白さはない。トーキー初期であること、サイレント映画的な「イメージつなぎ」が多いこと、全体的に空間やシーン間のコンティニュイティが曖昧、人物の同定が…

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はじめて見たとき大したことないなと思ったが、2、3回見てたらほぼ全てのシーンが目に焼き付いてしまった。
淡々の極北

エリザの淫靡さ
吸いかけのタバコの乱暴な扱い

全てのコト、モノ、ヒトの同テンションの不気味さ

無意味にちょけている医者の無意味さ

カーチェイスに顕著だが、肝心なものを映さない

 メグレ警視と言えば、有名な刑事小説シリーズの主人公だが、その映画化をジャン・ルノワールがしていたとは驚きだ。

 車中で死体が見つかり、その犯人を追うミステリーで、フレンチフィルムノワールの先駆的…

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