壁の外側と内側の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『壁の外側と内側』に投稿された感想・評価

ゆう
4.5

イスラエル・パレスチナの分離壁は、単なる物理的な構造物ではない。それは、情報を遮断する装置であり、「誰が内側に属し、誰が外側に追いやられるのか」を可視化する境界線でもある。

イスラエル側では、整備…

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兵役拒否の若者たちとか、超正統派のユダヤ教徒によるデモとかラストのイスラエルの平和組織が食料届けるところあたりで、必死にイスラエル国家に対しての反抗、“壁を超える”行為、イスラエルの良心を感じるとこ…

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国際法に違反する入植者(奴らこそテロリストだ)による侵略、それに加担するイスラエル軍の暴力に晒されながらも、被占領地に住む女性は野バラを洞窟の家の中に飾る。彼女の表情からは悲壮感ではなく幸福さえ読み…

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はみ
-

※ドキュメンタリーなのでスコアを付けるのは控えます。

今年3月に鑑賞した「ノー・アザー・ランド」でイスラエル軍によるパレスチナ人への非道な行いは知り得ていたが、本作を観て再びパレスチナへの想いが深…

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5.0

「ノーアザーランド」を見てにわかには信じられなかった映像がここにもあった
パレスチナ側の現状と、イスラエル側の論理を淡々と取材しているのがありがたい
貴重な映像
監督の川上氏はアラビア語を学んでおり…

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dendoh
4.3
イスラエルとパレスチナ(ヨルダン川西岸地区)の記録映画。

こういったイスラエルのドキュメンタリーをもっと見たい。ガザやヨルダン川西岸地区の悲惨な状況を生み出しているのはイスラエルなのだから。
para
5.0

2023.10.7以降のイスラエル・パレスチナ

現在ガザには外国人ジャーナリストは入ることが出来ないため、2024年7月の西岸地区とイスラエルの街と人々。
取材記録としてスマホで撮影。最初は映画に…

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ndk
5.0

人々の訴えではなく、人々との対話で構成されたドキュメンタリー。

目を背けたくなるような環境の中で、日常を生きる人々がいる。
学校や家が日常的に破壊されている環境で家に飾るバラを摘んでくるパレスチナ…

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どうか観てほしい一作。『ノー・アザー・ランド』がオスカーを受賞したあとも世界はイスラエルの占領と虐殺を見逃し続ける。この映画が突きつけるのはマサーフェル・ヤッタのその後。ヒーローは助けに来ないが、そ…

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日本人ジャーナリストが監督のドキュメンタリーというのはなるほど新鮮だなと思った。
メディアに大きくニュースとして報道されるまでに日常化した人権侵害が起こっているんだよと。どのような経緯で起こっている…

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