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⽇記 ⽗と⺟へ
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⽇記 ⽗と⺟への作品紹介

⽇記 ⽗と⺟へのあらすじ

1956年10⽉23⽇、ブダペシュトで⺠衆が蜂起する。モスクワで⾜⽌めを⾷っていたユリは、12⽉に⼊りようやくハンガリーへの帰国を許された。ユリはカメラを⼿に、荒廃した街並みや犠牲者を⾒つめていく。その年の⼤晦⽇、ユリたちは⼀堂に会する。政治的⽴場を異にする者たちも、仮装や⾳楽、ダンスに耽る。しかし反動分⼦の弾圧はとどまるところを知らず……。

⽇記 ⽗と⺟への監督

メーサーロシュ・マールタ

原題
Napló apámnak, anyámnak/Diary for My Father and Mother
製作年
1990年
製作国・地域
ハンガリー
上映時間
117分
ジャンル
ドラマ

『⽇記 ⽗と⺟へ』に投稿された感想・評価

Juzo
5.0
三部作の中で最も感情が剥き出しになり、政治と個人史が直接ぶつかり合うのが本作。
ユリはソ連からハンガリーへ帰国し、1956年のハンガリー動乱という激動のただ中で、
失われた家族の記憶と自分の人生を選び取る意思を同時に突きつけられる。
メーサーロシュ・マールタ監督の語り口はこれまで以上に鋭く、静かな怒りを帯びている。
戦争で両親を奪われ、国家に翻弄され続けた一個人としてのユリを、
歴史の大きな暴力の中に正面から置くことで、
個人の幸福が国家によって破壊されるとはどういうことかを残酷なほど明瞭に描き出す。
一方で、監督は絶望だけを描かない。
焚き火の前で語り合う場面、恋や友情の断片、希望のような瞬間。
それらが戦火の描写と並置され、生き延びることそのものの強度を浮かび上がらせる。
特に、ユリが母の記憶に向き合うパートでは、
彼女が映画という手段で過去を編み直し、
喪失を物語へ昇華しようとする監督本人の姿 が強く反映されている。
圧政や弾圧を正面から見据えながらも、
ユリの視線は常に柔らかく、人間を見捨てない。
そのまなざしが、この三部作をただの歴史映画で終わらせず、
女性の自己形成の物語として現在に届かせている。
三作を通して観ると、本作でユリがようやく「自分の人生を語る主体」へと到達することがわかり、
シリーズ全体が見事な弧を描いて閉じる。
東欧映画でも突出した傑作。
4.8
壮絶なクライマックス。前作で顕著だったユリの映画監督としてのリアリズムの追求がついにメーサーロシュ・マールタ監督本人のそれと重なって動乱のブダペシュト蜂起以降を描き出す。

これは一気に観てよかったと思う。失った父の真実を前作で知ったユリはより父と母への思いを強くする。そして一作目から抱いていたヤーノシュへの感情は完全に愛へと変わっている。自分の身の回りの人やハンガリーの惨状を容赦なくカメラに映していくユリだが、ここでユリの冷徹なまでのリアリズムに歯止めがかかる。年齢も性別も関係なく無惨に殺される現実と、その喪失を悼む心に自らの喪失感が重なっていく。大晦日にユリの知人たちが一堂に会しダンスを楽しむシーンは三部作で唯一理想主義的な描写だろう。主義や思想を異にする人たちも昔を思い出したり、仮装という形で理想の自分になる。それは人々が求めていた希望であり、観客もまたそこに希望を見出す。しかし現実はあまりにも残酷だ。ただ人々を理解したいと日記に記すユリのモノローグはマールタ監督本人のものだろう。ユリの日記はマールタ監督の映画となる。ユリが感じていた、どうして皆本当のことを言わないのか、何故行動しようとしないのかという疑問はマールタ監督が映画を撮る動機となる。正義、法律、主義。どれも平和や秩序を唱えるが、実際は争いが争いを呼ぶだけ。唯一現状を変えようと行動してきたヤーノシュが叫ぶ「お前らは変わらない、68年も78年以降もずっとだ!」という言葉が、2025年の今突き刺さる。私たちに何ができるのか。それは人々を理解しようとすることだけだろう。けれどそれこそが重要なのだと、この映画の存在自体が教えてくれる。
yuzu
-
やっっっべえええ!
第二部最後で最高潮に盛り上がった期待値そのまま、ブダペストのデモのエネルギーがすげえ!
街に建てられたスターリン像を、見上げてたかと思うとその次は逆にスターリン側から見下ろすカットになるのとか最高すぎるし、その後民衆みんなで像を引きずり下ろすのは激アツだぞ!

そして、沈静化させるために投入されるソ連の戦車…!街には戒厳令が敷かれ、疑わしい人間はソ連にボコボコのメタメタにされるという悪夢の始まりだ!

そんな中、主人公ユリちゃんは、ソ連の人からは「お国柄が知れるわ!」と蔑まれ、ハンガリー人からも敵視されて…。

ラストまで救いがなさすぎて素晴らしすぎる大傑作。

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