擬似記憶の恐ろしさ。
アニメーターに負荷をかけない長台詞と静止画。これは、きっと小津映画に影響を受けてるんだろうな。
あの複雑な原作を、綺麗にまとめきる。
原作と違い、ドライだがほんのり、潤いが…
「私の体内に寄生するものはあるか? 私は今、こうやってこれを書いているが、この私の考えは本当に私の考えか? 私は知らないうちに何かに寄生され、このようにしか考えられない、このようにしか書けない、知ら…
>>続きを読む士郎正宗による原作『攻殻機動隊』にはあまり興味を持てず、アニメーションの原理に深い関心はあっても、いわゆるアニメ作品にはほとんど関心を持たないにも関わらず、ある時期から、押井守という人に強く心惹かれ…
>>続きを読む感想が難しい...
映像の良さやストーリーの面白さはとてもある、一方で哲学的な問いを好むかどうかは人によって分かれる、大人な作品。
観終わった直後は個人的にハマりきれない部分があったかなぁと思ったが…
なんといっても素晴らしい映像美でした
自身の肉体のほとんどを機械が代替するサイボーグの時代。当時の人々の描く未来とはそうであったのかもしれないが、現代に生きる私たちは、未だそういう世の中にはなって…