攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Manの作品情報・感想・評価・動画配信

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

リライト1本目2021/01/11
※長文注意、それでも良ければ↓

テレビアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』26話の中から『笑い男事件』のエピソードを160分に再構成したもの。

『笑い男事件』とは2024年に起きたセラノ・ゲノミクス社の社長、アーネスト・瀬良野氏の誘拐、そして莫大な身代金を要求、さらに同業他社へのハッキングなどこれらの企業テロを総称したものであり、事件後しばらく笑い男はネットの海に消えたとされていたが、6年の沈黙を破って再び動き出した。

セラノ・ゲノミクス社が製造した視聴覚デバイス『インターセプタ―』が警察上層部に不正利用され、『笑い男事件』を捜査していた特捜部の刑事たちに秘密裏に埋め込まれていることを知ったトグサと9課。
インターセプターについての記者会見を行った大堂警視総監らは、そこで「笑い男」のハッキングを受け、警視総監暗殺を予告されるのであった。
総監の警護に張り付いていた素子によってなんとか暗殺は阻止されたが、その後も次々と自らを「笑い男」と名乗る人物たちが総監を狙い始める。しかし、模倣者ばかりで事件解決には程遠く謎は深まっていくばかりであった。

その後、厚生労働省に何者かがハッキング、それをたどっていくと電脳不適応児を集めた授産施設からのものだと判明。トグサは施設へ潜入捜査をするが、そこで一人の少年と出会う。トグサは施設内で「ライ麦畑でつかまえて(J.D.サリンジャー著)」の一節を発見、施設で出会った少年''アオイ''が本物の「笑い男」ではないかと思い、そして「ライ麦畑でつかまえて」の一節から紙媒体が狙いではないかと推察し、厚生労働省に通いつめ「村井ワクチン接種者リスト」がなくなっていることを突き止める。電脳硬化症の特効薬として開発され、当時の審議会では不認可だったが、のちに認可された。不認可にした一人、審議会理事長の今来栖は厚労省の配下・マトリに狙われ、彼の命を守るため素子やバトーはマトリたちを排除するが、今来栖は別の暗殺者によって狙撃されてしまう。

その後の捜査で、元海上幕僚長の薬島がすべての黒幕だと睨む公安9課だったが、先手を打ったのは薬島だった。政府は「特殊部隊規制法案」を施行、9課を解体しようと動き出す。荒巻は9課の面々に「必ず生き延びろ」と命令する。海上自衛軍の特殊部隊「海坊主」は9課の排除のため9課の仲間を次々と拘束していく。素子のセーフハウスへ腕時計を取りに来たバトーも、目の前で素子が狙撃されこれでもかってぐらい叫ぶ。

この一連の出来事から3か月、釈放されたトグサは笑い男の模倣犯として自ら薬島の襲撃を決意する。しかし、そこにバトーが現れ未遂に終わる。そしてかつての9課の面々が全員無事だと知ったトグサにバトーたちはすべては課長の荒巻のシナリオ通りで、一度、9課を解散させ再結集させることで晴れて秘密組織にする必要があったと伝える。素子もリモート義体であったため無事生きていたと知る。

素子はその後図書館へ本当の笑い男に会いに行く。そこで今回の事件の総括として「スタンド・アローン・コンプレックス」と素子は命名する。情報の並列化がもたらす、オリジナルがいなくなった後に模倣犯が続出した今回の出来事を名付けたものだった。そしてタチコマたちの好奇心がヒントになるかもしれないと素子は考える。

◆感想
制作から15年が経過しているにも関わらず色あせないクオリティと豪華なスタッフ陣、そしてエンディングで流れるorigaさんの「inner universe」が攻殻機動隊の世界観を表現していますね。電脳化、義体化社会なのに紙媒体が出てくる最後のシーンや素子の「スタンド・アローン・コンプレックス」というセリフがS.A.C.シリーズを象徴しています。原作とはまた違う素子と9課を見られる第三の「攻殻機動隊」がここにあります。
第3の攻殻機動隊であるテレビシリーズの映画版。

傀儡廻しなる新たなる敵が現れ、公安9課の活躍が始まるわけだが、個人的には、押井守信者の私には、どうもまとまっている感じが、手の届かない世界観から、手元に世界観が降りてきてしまった気がして、あまり好きになれない作品だ。
めっちゃおもれー
アニメ版も観ようかな?アニメは鑑賞前から総時間を計算してしまいなかなか重い腰が上がらない僕ですが
hee

heeの感想・評価

5.0
やっぱり笑い男がいい✨
そして、毎回タチコマのシーンで泣いてしまう🥺
まぬ子

まぬ子の感想・評価

4.8
「僕は耳と目を閉じ口を噤んだ人間になろうと考えたんだ」
I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes

or should I ?


笑い男事件、たまらなく好き。
笑い男の思想は無意識に不特定多数の人間へ伝播され、ウイルスのようにスタンドアローンで動き出す。
社会の仕組みであり、集団社会におかれた人間の心理。
口を噤んだ彼の無言の正義。
何回観ても面白いし、何回も観たい。
タチコマ達が主役で頑張る話とかそれ以外にもたまらない話もあるので、これみて面白かったらTVシリーズ26話全部見ることをオススメします。
今のところ攻殻機動隊のアニメ作品で一番好き。
ueba

uebaの感想・評価

4.0
攻殻機動隊拝見2作目
バトーさんの 素子ぉぉぉは毎回出てくんの?
あー

あーの感想・評価

4.0
やっぱ攻殻機動隊おもしれー!!!
映像はもうちょい頑張って欲しい
ubel

ubelの感想・評価

5.0
これだー、日本人に脈々と流れるSFの血、それが籠もってるー
良い、まさにサイバーパンク。S.A.Cの第一弾としてもかなり良い出来では
総集編ではなくアニメ26話を観ました!
物凄く緻密に内容が練られていてぼーっと観てたら置いてかれそうです!面白いのでサクラさんにも是非観てほしいです!
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