NHK BS-Premiumを録画しての鑑賞。 主役のモンゴメリー·クリフトのキャラクター設定が、成功願望の高い青年という言う割りには計画性やしたたかさに欠けた場当たり的なジクジクタイプで、こういう“ダメオ”に恋しちゃった2人の女性が馬鹿だったということ?!ちょっと違いますかな··· モンゴメリー·クリフトと言えば、ヒッチコック監督の『私は告白する』でも内省的で寡黙な神父を演じていたので、私の中では優柔不断キャラのイメージが出来てしまいました。 蛇足ですが、エリザベス·テーラーが気を失って床(正しくはラグの上)に倒れ込む演技が迫真で、観ていても痛そうで女優魂を感じました。