家族で新居となるパリの団地へ引っ越した10歳の髪を短く整えた少女で、近所に住む少女のリザに尋ねられた際に思わず「ミカエル」と男性名を名乗ったロール。それ以来子供たちの間では男の子と認知される彼女が、…
>>続きを読むジェンダーの話ではなく、「相手が喜ぶ自分でありたい」という自己形成の話だったと思う。その思考は、継母からの愛情不足や、新しい環境の不安や、遊び相手が欲しいという満たされなさからくるように描かれていた…
>>続きを読む水着と小麦粘土あたりからいよいよ本当につらかった
一回こんな感じで感情的に母に怒られて解せなくて夜中まで泣いてたらこんな感じで寝床にお父さんがホットミルク持ってきてくれたことがあったのを20年以上ぶ…
男と女、心と体の性の一致が自然の摂理とされているのなら、そんな大自然の中を見渡しながら女性の象徴の服をその中に脱ぎ捨てた彼の行動に、長く信じられ受け入れられなかったものたちに自身のアイデンティティを…
>>続きを読むジェンダー問題がメインというより、性もアイデンティティも確立する前のジュブナイル要素が強い。
子役達の演技が自然過ぎてすごい。
少年みたいなロールとは対照的に、妹は典型的なギャル。ちょっと似てなさ…
© Hold-Up Films & Productions/ Lilies Films / Arte France Cinéma 2011