穴の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『穴』に投稿された感想・評価

昼猫
4.0

1947年にパリのサンテ刑務所で実際に起きた脱獄事件を元にしたクライム・サスペンス。事件の実行犯の一人であるジョゼ・ジョヴァンニが1958年に発表した同名小説を原作としている。

脱獄犯の男たち5人…

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扉と鍵の集大成。脱獄の所作をひたすら撮影することで生まれる130分。しかも全く無駄な印象が無い。そして地下の撮影が良い。
本当にただ穴を掘って脱獄するだけのシンプルな映画だった。とにかく音が良い。壁を削る金属音が心地良すぎる。脱獄のASMRって感じ。自分も脱獄してみたくなった。
misty
4.2

これは面白いわ〜脱獄っていいね!(誤解) モノクロのコントラストがはっきり効いた4K版で観たけど、元々もそういう感じだとしたら嬉しい。黒色が本作のメイン(唯一出てくる女性は白かったなー) ながーい…

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最高に面白かったです!!!脱獄モノで、脱獄リーダー役の俳優さんが、実際に脱獄を繰り返した、リアル脱獄王だったらしく、妙なリアリティを感じる作品でした。内容も穴を掘る囚人達の結束力や絆にいつの間にか感…

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あ
4.0
真っさらな状態のコンクリが陥没するまでの1から100を余すことなく見せる説得力。尺の9割計画実行中なのに話がずっともつし、ラストの鏡に映る刑務官達の「思った数倍いた」感は物凄い圧の出方。
まだ
4.5

とても上質な作品でした。
抜群に面白かったです。

驚くような設定や展開は無いが終始夢中で観ていました。思わず釘付けになる画面美と音の生々しさがそうさせたのだと思います。

登場人物も魅力的でなによ…

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4.3

男達が穴掘って刑務所から脱獄しようとするお話。

ストーリーは本当に単純明快。頑張って穴掘って脱獄を頑張る。それだけ。

脱獄ものの映画数あれどこの映画が一番シンプルな脱獄方法かも。
マジで頑張って…

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ジャック・ベッケルの遺作。47年のパリ、サンテ刑務所脱獄事件を描いたサスペンス。脱獄犯人の一人、ジョゼ・ジョヴァンニの脚本による。
シネヴィヴァン六本木にて
SN
3.9

穴を掘り始めるカットの狂気的な長さよ。
普通ならカットしてしまいそうなあの長さを見せることこそ、この映画の特性を決めていると思う。
粘り強くただただ掘る事。
そして特筆すべきサウンドデザイン。
ブレ…

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