生きてみたいもう一度 新宿バス放火事件の作品情報・感想・評価・動画配信

「生きてみたいもう一度 新宿バス放火事件」に投稿された感想・評価

桃井かおりさんの、ブツブツと呟くようなナレーションがリアルだった。

入院中に天使のようか寝顔をしていたり、ひたすら周囲の人間を気遣うような、嘘くさい人間像がまるでない。

家族に当たり散らし、ぼやいて、看護師が止めても外に出ようとする。演技が良かった。
彦次郎

彦次郎の感想・評価

3.5
新宿バス放火事件の被害者のその後の人生を描いた手記原作ドラマ。
冒頭から阿鼻叫喚の火炎地獄。杉原美津子は80%の皮膚火傷を負うことになります。入浴などの看護の痛々しさは目を覆いたくなります。
不倫相手との異性関係に苦悩し自死まで意識していた状態での被害者なので犯人への考え方も一般的ではありません。
結ばれた男性と借金問題で苦しむ中での生へのメッセージは心に響きました。
うーん、いまいち共感できず、なんで?って思ってたら終わってしまった🤔
でもあの飄々とした感じがTHE 桃井かおりでめちゃくちゃマッチしてたなあ
お母さんがお節介であったかくて泣けた😢

前半はバス放火事件の悲惨さ、後半は甲斐性無し旦那との逃避行
1980年新宿西口バス放火事件で被害にあった女性の実話の物語。
1985年物。
私は当時、ニュースや新聞での報道で悲惨さを知っています。亡くなった方は6名。
この映画は桃井かおりが被害にあった役を演じています。
犯人は柄本明。バスはガソリンを付けた物を投げ入れたのです!
(犯人は幼い頃から複雑な家庭に育つ。)
新聞での写真はまさか自分の妹が乗っているとは知らずに撮ったプロカメラマン。
本人の手記では赤裸々に不倫相手との事や、犯人に対して許すという気持ちを表現している。
私は皆さんがレビューしているように、少し主人公はメンヘラ的な感じが見受けました。あまりオススメはしませんね。
私は感情移入は無く、ただどうなっていくかしか観られなかったです。
不思議な感覚になりました。
現在はお亡くなりになっています。
Wednesday

Wednesdayの感想・評価

3.5

石橋蓮司ほそーい!

桃井かおりの演技がすごい。
治療シーンの絶叫が聞いていてつらい。
わりと時間も割いてるし、ウゥ…と苦しい気持ちで映画見始めることになるのでラストスパートの力強さに同じ熱量になれる。

赤電話(黒電話の赤ver.)の受話器の話すところが黄緑で超かわいいからあの色合い流行らないかな。

絶対火傷したくない。
治療シーンはあまりに生々しく、早送りで観てしまった。
桃井かおり演じる主人公の、ときに淡々と現実を受け止め、ときに感情的・弱気になる姿が本物らしくて物語に入り込めた。

実話という事で、当時の報道や背景なども調べてみたが、ここまでプライベートをさらけ出す事もかなり勇気がいる事だったと思う。
主人公のモデルになった方は既にお亡くなりになったとの事。ご冥福をお祈り致します。
まず思い浮かべたのは京アニ放火事件。

新宿バス放火事件についてはうっすらと聞いた事があった程度だが、これまたヒドい事件だったんだな…

事件に巻き込まれ重度の火傷を負った女性の手記。
冒頭から植皮手術が終わるまでの経過は見ていて非常に辛く感じた。よくぞ生き延びたものだ。
作品中盤から、何故生き残ったのか苦しむ様が描かれる。犯人に対しても恨まず生きて欲しいと願う。犯人が生きている事が、自身が生きる理由だからと。

こうした大事件に不幸にも遭遇した当事者の苦悩は計り知れないだろうと、生きる苦しみを認識させられると同時に、人生は生かされる事と改めて思った。

桃井かおりの熱演が素晴らしい。
しを

しをの感想・評価

3.5
馬場にいがちなかおり…桃井かおりと石橋蓮司のかけあいがひたすらに良いから飽きない。
朝刊が届きポストに向かうことで明け方を知らせ、紅白を流してて年末を知らせる。かおりフォント5000点!
MayumiI

MayumiIの感想・評価

3.9
実際にあった事件「新宿西口バス放火事件」の被害者の女性が書いた手記を映画化。
1980年、京王バスに乗り合わせた美津子(桃井かおり)は放火事件に遭遇し大やけどを負う。リハビリの末、退院し内縁の夫 杉原(石橋蓮司)と暮らし始めた美津子は、犯人の丸山(柄本明)とコンタクトを取ろうとするが…。
主人公はもともと破滅願望というか、俗にいう「メンヘラ気質」の人なんだろうなという印象。放火事件のこともあるが、常に葛藤して、ある意味ふわふわしている。桃井かおりは、そのあたりをすごく上手に演じていた。

でも、ほかの役者さん(岸部一徳、柄本明、石橋蓮司)もそうそうたるメンバーなのに、誰にも共感できず、いまいち勿体ない映画だった。
桃井かおり無双。この人はオンナ!って感じが強いね。役柄もそうなんだろうけど、情念で生きる女を渾身の演技で見せてくれている。
性格とした首尾一貫しているとは言い難いんだけど、そういう論理的に把握させようとするフレームを超えた人間の姿を炸裂させるのだ。
内面がわからない、と言ってもいいだろう。実際そうなのだから。つじつまの合わない言葉や態度が多い。今で言えばメンヘラっぽい(もしくはパーソナリティ障害?)とも見えるんだけど、そこは桃井かおりパワーで跳ね返してますよ。
最後の方で犯人が死刑にならなかったと知ったときの反応、それまでの複雑な心情を思うと、エグい。
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