ヴォイス・オブ・ヘドウィグの作品情報・感想・評価

「ヴォイス・オブ・ヘドウィグ」に投稿された感想・評価

恵里

恵里の感想・評価

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ちょっとちょっとちょっとー!!

ハーヴェイミルク高校だって!?
凄い!
ミルクが殺されてもミルクの精神はああいう風に形で残ったんやなぁ・・・


これは映画じゃなくドキュメンタリー。

なんでそもそもゲイをこんなに差別する必要があるんやって思う。正義ぶるんじゃなくて、他人に興味ない私は「他人の性的嗜好なんてどうしてそこまで踏み込むんや~暇やのぉ」と思う。
やっぱり日本より宗教にストイックやからかなぁ・・・やっぱり宗教嫌やなぁ。

お母さんにカムアウトするとき、(女の子が)女の子とセックスした話を具体的に話したって言うてびっくり。
スカートたくしあげて~~指2本を彼女の中にいれた。
こんなのお母さんじゃなくても聞いたらびっくりするのに何でそんなショッキングな告白する!?
と思ったけど彼女はまだ18歳。それが1番と思ったんやと思うと可哀想に思う。
そんな幼い心で悩み苦しんだのかと。


バイセクシャルに憧れる私。でもそれを公言出来るのは、実際バイセクシャルじゃないからなんやろなって思う。

いつか私に子供が出来たとして、その子がLGBTだったら逆風に立つ我が子をどう支えてあげられるかな??

ハーヴェイミルク高校は素晴らしいけど、本当はこんな学校なくなればいい。
普通校に普通に過ごせれたら。それがいいよなぁ・・・。


しかしジョンキャメロン!
ショートバスも彼が作ったのね!
可愛らしい顔立ちやのに内面にあんなハードなセクシュアルさを持ち合わせてるなんて・・・えろい!!
Yukimin

Yukiminの感想・評価

3.1
ヘドウィグのトリビュートアルバムの売上をゲイの子達の高校に寄付するというドキュメンタリーです。パッケージとはウラハラに結構ヘビィな内容です。ヘドウィグのノリを期待して観ない方がいいです、あくまてもドキュメンタリーとして観るのがいいです。
n0701

n0701の感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「midnight radio」、「origin of love」は歴史に残る名曲だ。

「wicked little town 」もとんでもない名曲で、ヘドウィグアンドザアングリーインチで別バージョンで流れるどちらもとんでもなく良い。

wicked little town の作成秘話も見られる。まぁ物語の本筋じゃないが、感動した。

物語は性同一性障害者を巡る彼ら彼女らの生きざまを追ったドキュメンタリーだ。家族に同性愛を告白し、異性の格好、言葉遣いをする。家族や一族、地域や習慣が彼らを決して許さない哀しみ。

同性愛は肌の色のように個性なのか?障害が個性なのか?人間の個性とはなんなのか。彼らは一人の人間だ。聖人のように言うならそうだが、どうしても奇異の眼は避けられない。彼らは小さい町の中で小さいコミュニティを作り、自分と向き合い戦う。健気だ。

だが、そんなことより、制作秘話だ。

何度聞いたか分からない名曲が目の前で作られていく。

作中のミッドナイトレディオでちょこっとだけ登場したオノ・ヨーコもあの奇妙な歌い方で参加する。ジョンキャメロンミッチェルと一緒にだ。凄い。

大好きな「Wig In A Box」も物語とオーバーラップし作品になっていく。もちろん
「ウィッグ・イン・ア・ボックス~ソングス・フロム・アンド・インスパイアード・バイ・ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ~」は持ってる。だが、持って聞いてるだけで、作品そのものを全然理解していなかった。

origin of loveが2曲しかも全然違う曲調な理由も。

まるで生きるということが、生物の多様性の上で成り立っているように、同じはずだった曲に別々の枝葉をつける。

愛の起源は男だとか女だとかではない、魂そのものを敬愛する型にはまった恋愛観ではない神秘的で敬虔なものなはずだ。

同性愛者の通う学校は様々な抗議に合いながら学校の権利を得る。

虐げられた彼らの尊厳がまさにベルリンの壁を壊したかのようだ。
ニューヨークにあるLGBTQの学校にヘドウィグのトリビュートアルバムの売り上げを学校へ贈るという。

LGBTQの意味はレズビアン(Lesbian)ゲイ(Gay)バイセクシャル(Bisexual)トランスセクシャル(Transsexual)クィア(Queer)の頭文字。

ここに出てくる学生さんたちは若いうちから、差別を受けたりして、いろんな壁にぶち当たるコトが多いんだろうね…だから、たくさん考える。考える。自分を取り巻く環境(家族、国籍、宗教などなど)について。だからこそ、みんな本当にしっかりしてる!!でも差別のない学校で仲間たちと楽しそうにしているのをみると普通の高校生。しかし入学できるのも一握り。3年待ちみたい…こんなスクールが増えといいな。でも本当は偏見のない世の中になればいいんだけどね。

トリビュートアルバム制作ドキュメントと、学生のドキュメントが交互にミックスされてるからかテンポが悪いのが残念…
hiro09

hiro09の感想・評価

3.9
普通のドキュメンタリー
でも、内容はすごく重たい
強く社会と戦う人々のお話

ヘドウィッグっていう映画が
そんな人達をどれだけ勇気づけて
どれほど、共有することの
安心感を与えたか、
すごく現実的に響いてくる。

アルバムほしいな。
LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(性同一性障害))のための学校がある事にまず驚きますが、それまでに、人とは違う自分の性に苦しみ葛藤し、家族や周囲に理解されずに差別やイジメを受けてきて孤独だった子どもたちが、この学校に来てからは、ありのままの自分でいられ、生き生きと自分らしく生きられるようになっていく姿に心を打たれます。

自分がそのままの自分でいて良いと、自分からも他者からも認められ肯定されることの大切さを感じました。

ついこないだ、新聞で日本でLGBTの人が20人に1人の割合でいるという記事を読んでびっくりしました。
だったら、クラスにも職場にも、今まで出会ってきた人達の中にもセクシャルマイノリティがいたかもしれません。
でもそういう人を身近で聞いたことがなかったので、差別や偏見を恐れて言えずに抱えてる人が思ってる以上にいるのかも知れないと思いました。

それぞれの違いが認められ、誰もが大切にされ、当たり前に権利が守られる事の大切さと、一方で現実の厳しさを思いました。