【第57回カンヌ映画祭 コンペティション部門出品】
『グレートビューティー』などで知られるパオロ・ソレンティーノ監督作品。カンヌのコンペに出品、ダヴィッド・デ・ドナテッロ賞では作品賞他5部門で受賞、…
21世紀のフェリーニ的映画監督と呼ばれるようにもなるパオロ・ソレンティーノがキャリアの初期に撮った、フェリーニというよりもむしろブニュエル的な作品。
トニ・セルヴィノ演じる老紳士が非日常的な出来事…
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マフィアのマネーロンダリングでやらかしてスイスで金の運び屋をやっているオッサンのジローラモが若いソフィアに入れあげて金を盗むお話。ハゲと若い女…に無理がないのはジローラモの色気ゆえでしょうか。
人…
新年3本目のイカれ映画。前半は派手さは無く、ミニマムなんだけど中盤から、いきなり弾けたシーンが一瞬差し込まれたりと、画面から目を離すことができない。エスカレーターのセットが無機質な空間を作っていてで…
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これは良かった...!
ホテルの同じ部屋に8年泊まり続ける男の話で、主人公が村上春樹かよってレベルでスカした中年なんだけど、途中からヘロインと謎の組織、銃撃戦まで始まって完全にチャイニーズ・ブッキ…
冒頭がまずかっこいい、そこからのカットの繋ぎ方もかっこいい、トニ・セルヴィッロもかっこいい。
序盤寝落ちしそうになりましたが…音楽に起こされました。
映像も音楽の使い方も素敵、スクリーンで観られて…
OPクレジットからこの映画センスいいんだろうなって期待が膨らんだ。アートな空気感にロマンスとハードボイルドがちょっとずつ吹き込んできて、内容どうこうより画面を観て心が満たされた。眼鏡とスーツがステキ…
>>続きを読む意味ありまくる無機質なオープニング。
ガン決まりのルックと温かいエレクトロ。壮年男性の鬱々と抑制された前半から、ハードボイルドなノワールに転調する、良いハッタリで、また眠気が吹っ飛ぶ後半!(要は前半…