ブロンド少女は過激に美しくの作品情報・感想・評価

「ブロンド少女は過激に美しく」に投稿された感想・評価

中庭

中庭の感想・評価

3.4
偶然にも列車で隣同士に乗り合わせた男と女は、フェイクの回想形式で話を続けながら、全く目線を合わせようとしない。向かいの窓に現れた金髪の「少女」が持つ団扇に描かれた、豪気さを欠いた華奢な龍?のデザインがどうにも忘れがたい。団扇の舞いに合わせて正気をまとうようなこともなく、のっぺりとした、あくまでも平面的な生き物の絵として映されていた。
まぁ

まぁの感想・評価

3.7
「若さ」と「美貌」というのは…
恐ろしい…(笑)

彼女に恋をしない男性は…いないでしょう、きっと…(笑)

優雅に扇子を振る…その姿は「魔性の女性」そのもの…(笑)

「視線が合う」…「恋に落ちた瞬間」…
そこから始まる「美しい恋愛話」かと思いきや…
インパクトが大き過ぎるラストカット…

「恋は盲目」…この言葉…あながち間違っていないかも…

映像…色味がとても好き…♡
音楽…ハープの音色…心地良い…♪
Tyga

Tygaの感想・評価

3.4
長回しのタイトルバック中に既にこの物語の語り部に目がいくようになっていてよい。

お話としてはあっけないというか、「あっ、はい終わりでーす」というような終わり方をする。

2階と1階の階層の違いで視線や関係性に上下の感覚を取り入れるだけでなく、同じ窓を撮るのにも、微妙に対象の大きさを変えている。
それによって全体像が見えず、彼の盲目さが表現されていると感じた。

美しい美しいって散々褒めてた団扇の美しさがいまいちわからなかったが、これも演出か。
ネット

ネットの感想・評価

3.5
「ギマランイス…」でも思ったが、やっぱりオリヴェイラは落語家なんだよな〜。
ペドロ・コスタにも共通するが、ポルトガル映画の照明って独特なやつばっかりなのかな。オリヴェイラのそれは、のぺっと光が当たっているようでいて気品に満ち溢れている。
文学の中によく登場する、めんどくさい内省青年を初めて映画で見た気がする。そもそも、字幕が海外文学の翻訳本の文章みたい。
あの東洋趣味の団扇で成り立ってるようなもの。
momoyo

momoyoの感想・評価

3.9
あっけない。
でも今まで見た中で、こんなにあっけない映画ってあったっけって感じだし、勉強になりますね。主人公の苦労が

やっとみれた!
ペソアの詩の朗読のシーンで、あっそうかポルトガルかっ、あっそうか映画かって思って一気に冷めた あの詩のショボさまで演出として取り入れてるならもうお手上げ かき揚げみたいな映画で何度もガム噛みたくなったけど、終わってみればあのバサバサギチギチ感に納得
Keny

Kenyの感想・評価

4.3
それは所詮演出された恋。カーテンが、団扇が、ブロンド髪が、制限された関係を美しくする。
目線が合わない人々に心の通わない人間を見る。小川に乗せた人生論も忘れていない。嗚呼、好きだなあ、このなんてことない映画色。
トレパさんの踊りグッド。
印象的な長回しの数々。ショットは完璧なのに捉えどころのない妙なゆるさが同居していてその差異がなんとも不思議で魅了される。

そしてそれまでの少女の存在をすべてひっくり返してしまうようなラストのワンショット。オリヴェイラの魔術にかかり、走り去って行く列車を眺めながらしばし呆然とする。100歳でこんな映画を撮ってしまうなんて!

このレビューはネタバレを含みます

映像がとにかく良い〜
呆気なさが癖になりそう
叔父さんが愛情深いところが結構好き
むずい…原作読めばなにか分かるかと思ったら、日本語訳はないらしい。自力で頑張るしかない…
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