仇討崇禅寺馬場の作品情報・感想・評価・動画配信

『仇討崇禅寺馬場』に投稿された感想・評価

ICHI
3.2

前半の展開がややもたついていて眠気に襲われてしまったが後半の主人公の狂いっぷりに眠気が吹き飛んだ。薄暗がりの中,血走った眼だけが浮かび上がるライティングや、二階で妄想に向かって喚き立てる主人公を階段…

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@神保町シアター
一度はスクリーンで観ておきたい――マキノ雅弘の時代劇傑作選
4.0
殿の器がちっちゃかったのがまず不運。
こうなったらああなるより仕方ない。
ごまかしのきかない立ち回りの撮り方、集団の使い方、見事。
amin
3.2

ラスト、気が触れてしまってからが面白かった。常軌を逸して、ゲラゲラ笑いながら、刀をブンブン回して殺しまってしまう展開は嫌いじゃないんだけど、それまでのテンポが悪かった。たくさんの船が乗り付けるところ…

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3.8

シネフィル男子歓喜映画かと思ってみたらめちゃくちゃでびっくりする。かかあ天下からの勘当からのヤバ女のせいで決闘失敗からの気狂いって、こんな主人公でよく企画通ったな。まあ依田義賢だしマキノ雅弘だから?…

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「崇禅寺馬場の仇討」を題材にした映画。若さゆえ無謀で剣術指南役・生田伝八郎に喧嘩を売って斬り伏せられた末弟・遠城宗左衛門の仇討は逆縁のため公に許されず、兄・治左衛門と喜八郎は脱藩してまでも必死の覚悟…

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暗い。壮絶にして陰惨な時代劇。大友の明るさを封印した名演技。千原しのぶの魅力も強烈に印象に残る。
3.4
1928年版と比べてこれはこれで。頑張ってるけど、大友に陰気な役は合わない。
アノ
3.7

大友柳太朗が去り際に高木二朗を挑発するくだりからして、もう大友を同情すべき善人として書ききらない気概が感じられる。
妻に捨てられ現地の女にメンヘラ付きまとわれ、本意も果たせず世間や義父から稀代の卑劣…

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4.0

大友柳太朗が遂に気をおかしくして幽霊まで画面に登場する怪談映画的展開に驚く。依田義賢に進藤英太郎に物語の展開といいどことなく『近松物語』の変奏にも思える。物語の展開がとても速く、ラストにやくざ者たち…

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