黒蜥蜴の作品情報・感想・評価

黒蜥蜴1968年製作の映画)

製作国:

上映時間:87分

3.7

「黒蜥蜴」に投稿された感想・評価

江戸川乱歩の原作を深作欣二監督、三島由紀夫の戯曲で映画化された作品。
今回、初見でぶったまげた。美輪明宏の美しさに圧倒され妖しい世界に酔いしれた。美術も良かった。アルジェントっぽいっていうねかな。
時代が時代なのでちゃっちい描写もあったりするのだけど、演じているものや演出しているものの信念を感じる事が出来るので恥ずかしさも最小限に抑えらている。
終盤の生人形の人たちのプルプルが気になってしまうが、三島先生は堂々としたものだよ。一度は観て欲しい珍作。
2003年2月1日、池袋・新文芸坐で鑑賞。(「江戸川乱歩特集」での2本立て)

江戸川乱歩特集上映で観たのだが、深作欣二監督の失敗作。

というか、主演の丸山明宏(というクレジットだったが、三輪明宏である)が、「これ演技?」という感じで観ていられなかった。(最後まで観たが…)
タマル

タマルの感想・評価

3.4
三島由紀夫の肉体美たるや。

以下、レビュー。


江戸川乱歩原作のミステリー娯楽大作。例の如く江戸川乱歩は自身の原作をひどく嫌っており、三島由紀夫によって戯曲化された際には

「会話は三島式警句の連続で、子供らしい私の小説を一変し……異様な風味を創り出している」

と、なんとも歯切れの悪いコメントを寄せている。

三島由紀夫の戯曲では、絶世の美女・黒蜥蜴の役を丸山明宏(現・美輪明宏)が演じあげ、話題を呼んだ。
本作においても丸山明宏が主演を務め、中性的な妖艶さを持ちながらも少女の純粋さを秘めた美女・黒蜥蜴を見事に演じている。

本作の監督は『仁義なき戦い』でお馴染みの深作欣二。映画がチープに見えることも厭わない、芝居掛かった深作演出も、こと『黒蜥蜴』という作品に関しては功を奏しており、持ち前のテンポ感に乗せられてあっという間の90分だった。
この頃からテロップ出す癖はあった。「O・S・A・K・A OSAKA」みたいなやつ。
個人的には深作感があって嬉しかった。

三島由紀夫と美輪明宏のキスシーンは必見!!
オススメです!!!
こんなに面白い作品なのに、未だにDVD化されて無いが、不思議でならない。

三輪様の妖しげでセクシーな黒蜥蜴が最高に良かったです😆😍 三島由紀夫が変な銅像になっているのが笑えた✨
ジョン

ジョンの感想・評価

3.0
三島の「死への憧れ」を端的に表現した作品
MayumiI

MayumiIの感想・評価

4.2
ひょんなことから鑑賞。 まさか鑑賞できるとは…。 今の美輪明宏は正直好きではないが、 当時の丸山明宏は何と美しく妖艶なのだろうか。 三島から寵愛を受けるのも頷けるし、 三島は丸山明宏のためにこの戯曲を書いたのだろうな。 明智小五郎の木村功、刑事の西村晃も良かった。
うの

うのの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「本物の宝石は 死んでしまった」

 女泥棒と探偵、どこまでも反対でどこまでも同じ二人は惹かれ合う。
 光と影、正義と悪、白と黒。太極図のように交わりながらもどこまでも交わらない二人。


だいたい危機というものは退屈の中にしかないもんです

犯罪というものは 何かある“シカク”がいるんです
犯人自身にも確とは掴めない“トクベツな”資格が

犯罪というのは素敵な玩具箱だワ。
その中では自動車は逆さまになり、積み木の家はバラバラになる。

内側からの死の影のお陰で、お前は水彩画のような儚さを持っていた。

僕は黒蜥蜴の奴隷だ
あの人の愛するあらゆるものに嫉妬する、それしか能のない奴隷だよ。


・美輪様の語りの美しさよ…お上品の極みざます
・松岡きっこさんエキゾチックビューティー
・滑るような階段の上り方が美しい
・ぷるぷるしてる三島由紀夫
・背虫男

 ずっと二階堂のCM見ているみたいな遠い美しさがある。言葉の魅力を只々堪能できる幸せよ。

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美しい空は夕焼けで紫色になりました。
猿たちは牛の背中にろうそくを飾り、朱肉のような吐息を漏らします。
山の中で人が燃え、人の中で海が燃える。

黄色い獅子 黄色い獅子 夜のヒゲと朝の尻尾の
柘榴の帽子が硝子のように粉々になった。
hana

hanaの感想・評価

-
生きてる三島由紀夫を見ることができて良かった
三島由紀夫が美輪明宏の為に書いたという戯曲を、美輪明宏本人の主演で映画化した作品。

三島由紀夫特別出演。

キスシーン有り。
みね

みねの感想・評価

3.8
美輪さんの美しさを堪能できる
名言集!良きかな!
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