“昭和20年9月21日夜、僕は死んだ”
高畑勲監督の繊細でリアルな演出力に感服です…
戦争によって両親を失った幼い兄妹がたどる血も涙もない残酷な運命
これが『となりのトトロ』と同時上映していたと…
ここまで丁寧でリアリティのあるアニメーションは見たことがないくらい緻密。
割と大事な描写でも見せ方がさりげなすぎて、見逃してしまう。誇張した演出はしないという強い意志が垣間見える。
80年前の夏は…
戦争というオブラートに包んで"人間に嫌味を感じる"という内心の意識を飲ませる高畑。選挙というオブラートに包んで"人間に怖れを感じる"という内心の意識を飲ませる橙色。"薬"と"毒"。
>>続きを読むもう何度見たかわからないが8月なので。
何度見ても泣く。意見交換をしながら見て、結局それでもやはり反戦を唱え続けるしかないのだと思い知る。たとえ理想論だとしても、断固として反対していくつもりだ。
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小さい時に観たけど、十数年ぶりに再視聴しました。
4歳の女の子と14歳の兄、父親は戦争へ
母親は空襲で亡くなってしまい、親戚の家に行くけど、まあまあタチの悪いおばさんだったけど、もし住まわせてもら…
© 野坂昭如/新潮社, 1988