【作品概要】
1988年に公開されたアニメ映画です。監督は高畑勲さんです。
スタジオジブリ制作の長編映画の第3作品目となります。野坂昭如さん著書の短編小説が原作となっています。原作は野坂さん自身の経…
清太が節子と家を飛び出して2人で生きていこうとしたのは賢い選択ではなかったと思うけど、あれだけぐちぐち言われたら14歳なら出てってやろうとか思っちゃうのかな。
親戚の人だって近所の人だって余裕がな…
我が子と金ロー
絵本が実家にあったのに、母のウジ虫、海で遊ぶ、駅の赤黒いライトしかイメージなかった。回想映画だったのか…
ドロップ缶にはお母さんと節ちゃんの大事なもの。胸ポケットにはお父さんの写…
「原作は明らかに、野坂昭如さんの妹への贖罪意識が強く、そのままやれば、清太への感情移入映画になってしまう。『自己憐憫は描きたくない』。高畑さんのつぶやいたセリフを僕は、いまだに強烈に憶えているんです…
>>続きを読む清太と節子が裕福な家ではなかったら、結末は違ったかもしれない。
妹を自分の手で火葬するってどんなにつらかっただろうか。あの時点で清太の心は死んだだろう。生きる希望を見出せず野垂れ死にしてしまったの…
こんなに悲しいことがあるのだろうか
戦争における軍隊や戦場ではない
戦争が起きたときの
私たち市民の暮らしや日常が
映し出されていた
当時親を亡くした子を保護する制度や施設はなかったのか
戦争に対…
© 野坂昭如/新潮社, 1988