<金閣の美と女性を巡る葛藤を耽美的に>
幼い頃から吃音に悩まされ暗い青春を送っていた溝口は、金閣寺を知って以来、美の象徴として憧れ続けてきた。しかし、大学生となり女性と関係を持とうとしても、金閣の…
白黒の回想場面どうしても実相寺が頭に浮かぶ。その間ずっと寺の鐘がなってるのも不気味というか、寺に対する主人公の執着が表れている感じがする。金閣もそうだけど、母親の呪縛だったのかなあ爆発の要因の一番の…
>>続きを読む三島の「金閣寺」、2度目の映画化。スタッフ、キャストは大映の人材が中心。美術の西岡善信は製作にも加わっている。しかし、前作「炎上」を超えることは出来ない。それは高林自身も分かっていたはず。それでも「…
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