一番好きな映画です。
大きな波のない映画だけれど、だからこそいいんです。
とりとめのない日常の中の、スリリングな場面ほっこりする場面と、どのシーンも無駄のなく好き。
桜と花嫁と引越しと入学式と…
北海道から上京してきた女子大生の日常を描いた映画。
主演の松たか子は近年の坂元裕二作品の影響もあり現代社会を強く生きる女性像のようなイメージが染み付いていたが、本作は27年前の作品なだけにそんなイメ…
上京したての主人公の東京に染まってない行動が眩しい。人が訪ねてきたらドアを開ける前に覗き穴で確認、鍵を閉めチェーンもしっかりつける、用心深い"東京"のお隣さん。対照的にカレーを作り過ぎたからとお隣…
大学1年生の四月特有のキラキラしてるようなくすぐったいような、そんな生活に巻き込まれていくような卯月が愛おしい
そして後半は先輩への想い、再会した雨のシーンがピュアでとても美しかった
あと音楽が…
雨が2人の距離を縮めるかもしれないし
何も起こらないからこそこの先の未来に希望があるかもしれないし
桜が散る様子、傘にあたる雨粒、作りすぎたカレーライス、意味のわからない大学のサークルなど日常が美し…