社会的なものをとても感じた。
支配の構造がよく表現されていた。
過酷な労働作業の現場の会話が印象的で、上野英信氏の著書「地の底の笑い話」を連想させられた。
といっても話の内容は違う、けれど大海原の上…
シリアスなのかコメディなのかよく分からん要素もありつつ、しかしプロレタリア文学を映画にしているだけの事はあり、胸に訴えかけてくるものがある。
それを堂々と演じる松田さん、この頃から流石だなぁ。
…
見応えはあると思う。
どこか舞台っぽさを感じる。でも集団自決のシーンはなんか笑っちゃいそうになるくらい変だった。木下がいるからお笑いっぽく感じちゃうのか?業務諸々も、過酷そうではあるんだけれどどこか…
山村聰監督の蟹工船はまだ観ていないので
比較は出来ないですが、蟹の加工船で働く労働者と利益だけを追求し大日本帝国の御旗の下、労働者を奴隷のように働かせる監督浅川
その劣悪な環境から一時逃避した新庄だ…
『蟹工船』製作委員会