佐藤允が人誑しのいい笑顔でこの人に抱いていた印象が大きく変わった。銃こそ登場するものの撃ち合いは最終盤までお預けで、主人公がとある心中事件を調査するというミステリーサスペンスが軸に展開する。序盤で下…
>>続きを読む・手のひらのピリピリ
・手のひらに銃口
・わっしょい、わっしょいの快方
・補充兵は弾抜き
こっちは飯抜き
・人殺しの目か?
・弾入れるまで待ってやら
こう言うのを暇つぶしっていうんだぞ
・どんな…
舞台は第二次大戦なんだけど、まあ完全に西部劇ですよね。59年にこれを撮ってるのは、なかなかすごい。いざという時の銃弾、火薬の量も良い具合で、ラストはもうワイルドバンチ(もちろんこっちが古いから、サム…
>>続きを読む学生時代に今はなき、大井武蔵野館で鑑賞。
舞台は中国大陸だが、これは男の西部劇😎
ウェットなタッチが一切なく、主人公をはじめとする、好漢たちの、宗教にもよく似た、この潔さが、意味するところは、一体…
佐藤允。なんて笑顔の似合う男なんだろう。彼に出会った人々はみんな笑顔になるし、それを見ているこっちも笑顔になる。佐藤允はホンモノのイケメンである。
大東亜戦争末期の昭和19年、北支戦線の将軍廟。独…
映像という超人間的なものを必死で抑え込もうとしている稚拙な記号的、抽象的映画である。少なくとも今作が公開された際の岡本喜八は人間とは何かを語ることができたであろう。その言葉の抽象性に気づくことなく堂…
>>続きを読む荒木と名乗る従軍記者が独立愚連隊という警備隊に潜入し、ある部隊員の死の真相に迫る話。
西部劇チックな戦争喜劇。こういう映画は今まで観たことなかったので新鮮だった。コミカルなシーンは多めだけど戦争の悲…