言い得たことよりも、言い得なかったことに宿る風景のようなものを、ジャン=ジャック・ベネックスの2つの作品、『ディーバ』(1981年)と『ベティ・ブルー』(1986年)を振り返るたびに、僕は心に思い浮…
>>続きを読む学生の時に観てレトロでありながらどこか近未来を想わせる世界観や、色彩の豊かさに陶酔した作品。
ジャン・ジャック・ベネックス35歳の時の初長編作品ということで、今観返すとやや粗っぽさもあるけれど、新し…
歌声を巡る初心で純粋な恋と、凶悪でスタイリッシュな犯罪活劇の融合。
青を基調とした美術や、そこに浮かび上がるような色彩のファッション。
視覚的な美しさと刺激的なクライムアクションが、同時に脳を襲って…
オープニングの音楽を主人公が止めるところが、まず良い。その後も細かい良いショットがたくさん。これといって印象的な絵ではないのに連続して見ていくとかっこいい。
男達の部屋がどっちも良い。
地下鉄での追…
スタイリッシュは犯罪活劇と、キャラ立ちした登場人物たちによる娯楽映画の新たな扉を開いた一作。とにかくパリの街をクールに捉えた青を貴重とする画面が美しく、一方でポップな色彩感覚で演出された人工的な室内…
>>続きを読む久しぶりの再鑑賞。
美術がすごく良い、好きだった
街並み、灯台、木々を駆け抜ける車、美しかった
女性たちがみな、意思を表明していて強かった
欧米ではない人種であったことも、監督の意図を感じた
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