言い得たことよりも、言い得なかったことに宿る風景のようなものを、ジャン=ジャック・ベネックスの2つの作品、『ディーバ』(1981年)と『ベティ・ブルー』(1986年)を振り返るたびに、僕は心に思い浮…
>>続きを読む学生の時に観てレトロでありながらどこか近未来を想わせる世界観や、色彩の豊かさに陶酔した作品。
ジャン・ジャック・ベネックス35歳の時の初長編作品ということで、今観返すとやや粗っぽさもあるけれど、新し…
このレビューはネタバレを含みます
とにかく小道具がおしゃれ。
フレデリック・アンドレイかっこいい。
ジュールのマスタード色のバイク、紺色のジャケット最高。
アパートの今にも飛び出してきそうなスポーツカーが描かれた壁画も良い。
ゴ…
歌声を巡る初心で純粋な恋と、凶悪でスタイリッシュな犯罪活劇の融合。
青を基調とした美術や、そこに浮かび上がるような色彩のファッション。
視覚的な美しさと刺激的なクライムアクションが、同時に脳を襲って…
オープニングの音楽を主人公が止めるところが、まず良い。その後も細かい良いショットがたくさん。これといって印象的な絵ではないのに連続して見ていくとかっこいい。
男達の部屋がどっちも良い。
地下鉄での追…