現れる線や形が創作の軌跡を物語る、本当にそうだろうかと考えさせられる。起こらなかった未来もまた現在の、創作の一部であると思う。
仰々しい音楽やクサい芝居のシーンも腑に落ちないが、なにより絵がピンとこ…
ピカソのドキュメンタリー。平倉圭『かたちは思考する』に出てきた(確か)。
ドキュメンタリーとはいってもインタビューや伝記的な内容ではなくて、延々とピカソが絵を描く過程を見せるもの。カンヴァスではなく…
直線、波線、丸形が印象的な絵の数々。正直、ピカソが描いたと言われなければ10分も見つめることはない絵だし、知っていても「天才」が捉えた何かを好意的に受け取ろうとはせず、線が絵になる工程を楽しんだ。
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制作過程にストーリーがあるようで、凄く楽しかった。言葉とか少なくて絵を映す感じがとても観やすかった!描いてるところを見る映画、観てみたかったからなんかしっくりきちゃって やけに安心感があった笑
ペン…
ピカソがひたすら絵を描き続ける約80分、天才という事はよくわかるが、ずっと音楽に乗って絵ができる様子をひたすら観るのはちと辛い。監督がアンリ=ジョルジュ・クルーゾーとは驚き。完成図を静止画で見たい、…
>>続きを読むピカソの絵画ミュージック・ビデオっていう話。
ピカソの絵画の制作過程、筆のタッチを動的に観れるというのは、美術史的にもとても貴重な作品なんだろうなー、と。
あと、この映画に出てくる作品のほとんど…
ピカソは絵が下手だ。
この映画を見ているとそのことが実感できる。かつては優れた画家であったことは認めるが。だが、この映画の制作時1955年にはその名声に見合う作品はもはや描けていない。
それはピ…